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第1、第2局発 波形測定 --受信機つくり#12-- (2015/8/3 21:42:10)
今日は昼休みの短時間、第1局発、第2局発の波形を測定してきました。
〇まず第2局発
ミヤギKI529局からいろいろとシミュレーションして頂いていたので、できるだけ確認してみました。
回路はこんな感じです。L1、C6、C5、R3は、無理やりクリスタルを10.24MHzで発振させるためのパラメータです。
実際は、ベース-GND間にクリスタルが一個つながっているだけです。
今回いじるパラメータは、ベースの帰還容量C2と出力抵抗R1(エミッタ接地)です。
①ベース側の帰還容量C1
100pFを、82pF、68pF、47pFにして波形を見ました。
C1=100pF
C1=82pF
C1=68pF
C1=47pF
波形の改善にはなりませんでしたが、シミュレーション通りC1を減らすと、振幅が減る傾向は確認できました。
②出力抵抗R1(エミッタ接地抵抗)
3kΩが歪が小さくなるかもというシミレーション結果でした。手元に3kΩがなかったのでR1を1kΩから4.3kΩに変更しました。
R1=4.3kΩ
かなりひしゃげてしまいました。ちょっと極端すぎたかもです。
バイアス抵抗も含めて可変抵抗で波形の変化を確認した方がいいかもですね。
〇第1局発
こいつは、コレクタ出力と2段目のFCZコイル出力を測定しました。
①コレクタ出力
約5Vのバイアスが載っています。正弦波は必ずしも綺麗じゃないですね。
②2段目のFCZコイル出力
第2VXOよりかは、ちゃんとした正弦波です。ちょっととんがり過ぎかな?
あと、クリスタルに直列接続したトリマコンデンサを調整してみました。
中華ラジオでは、周波数が変化するのは確認できましたが、波形からは変化は見れませんでした。
とりあえず第1VXOには、周波数を変化できる仕掛けは残しておこうと思います。
以上です。
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