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大人の科学・真空管ラジオ スーパー化改造 その1 (2015/8/9 11:52:14)
夏休みの宿題は先日製作した「大人の科学・真空管レフレックスラジオ」のスーパーヘテロダイン化改造です。真空管1球のみでは無理なのでICを追加します。スーパー化すると混信に強く、感度が良いラジオになります。
A 同調回路: コイルとバリコンで受信周波数に同調
B 高周波増幅:同調した高周波を増幅
C 局部発振:受信周波数+455kHzを発振
D 周波数混合:BとCを混合して455kHzに変換
(B、C、Dまでを真空管1A2で)
E 中間周波フィルター IFT回路:455kHzに同調
F 中間周波数増幅:455kHzを増幅
G 検波: 音声信号を取り出す。
H 低周波増幅:音声信号を増幅
(F、G、HをIC LMF501Tで)
テキストでは局部発振コイルに「No.88豆コイル」が使用されていました。以前は秋葉原などで入手できたようですが、さすがにもう品切れだそうです。「サトー電気」でも局発コイルが100円で入手できるのですが、トランジスター用なのでちゃんと発振してくれないと困ります。真空管用はインピーダンスが高いものが必要なようで、「ラジオ少年」で真空管用局発コイルOSC-220(500円)を購入しました。サトー電気のものもついでに買っておきました。
同調用のバリコンと局発用のバリコンが連動して動く「親子バリコン」が通常では使用されます。今回は局発用のバリコンを別に追加するので、選局するごとに局発用のバリコンも調整する必要があります。まあ、たいした手間ではありません。
盆休みに入ったら、作業に取りかかろうと思います。
ではまた
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