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<ニュース映像が流れる>昨日(8月18日)行われた「ARISSスクールコンタクト」、大阪・豊中市の小学生15人と油井宙飛行士が“日本語”による初交信に成功! (2015/8/19 17:00:06)
国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の宇宙飛行士と、子どもたちが交信を行うプロジェクト「ARISSスクールコンタクト」。7月23日にISSへ到着したばかりの油井亀美也宇宙飛行士(KG5BPH)と大阪府豊中市立東丘小学校(8N3HO)の児童15人との間で、油井氏が搭乗して初となる国内の小学生と日本語による交信が無事成功した。昨日(8月18日)の夜に行われたその様子をマスコミ各社が報じている。
今回のミッションで注目したいのが、7月23日にISSへ到着したばかりの油井亀美也宇宙飛行士(KG5BPH)が「ARISSスクールコンタクト」において、初めて日本のアマチュア局と日本語で交信を行ったという点だろう。
大阪府豊中市立東丘小学校のイベント会場には多くの関係者が詰めかけ、午後8時45分ごろから約10分間にわたり、小学生15人が短時間に代わる代わるISSに搭乗する油井氏に質問を行う様子などが、早速、マスコミ各社のニュースで報じてられた。下記の関連リンクからニュース動画で確認できる。
宇宙にいる油井氏も、交信イベント終了後にTwitterアカウント(@Astro_Kimiya)で「東丘小学校の皆さん。昨日は、アマチュア無線のイベントに参加していただき、有難うございました。時間が限られていたので、回答が短くなってしまって、ごめんなさい。みんなの質問は本当に素晴らしかったです。質問出来るというのは、好奇心があって、考えている証拠!素晴らしい才能ですよ」とコメントを書き込んでいた。
国内における「ARISSスクールコンタクト」は今回で81例目、今年に入って3例目となる。
今年の1回目は1月24日に東京・渋谷のNHK放送センターから行った、茗溪学園中学校高等学校(JK1ZRW)との交信。この様子は 2月28日記事
「【JARLサイトが裏話を掲載】<JA7JJN・柳澤NHK解説委員がナビゲート>NHK『マサカメTV』でアマチュア無線を紹介、ISS(国際宇宙ステーション)との交信にも成功!!」
で紹介している。
続く2回目は山口県で開催された「第23回世界スカウトジャンボリー(8N23WSJ)と7月31日に実施された交信だった。当日の様子も 「<各国のスカウト20名が国際宇宙ステーションと交信>世界スカウトジャンボリー会場(山口県山口市)から、ARISSスクールコンタクトに成功!!」 として紹介している。
↓この記事もチェック!
●<ARISSスクールコンタクト>国際宇宙ステーション(ISS)の油井亀美也宇宙飛行士、8月18日夜に144MHz帯に登場予定
●<油井宇宙飛行士(KG5BPH)は7月23日にISSへ出発!!>イタリア人のサマンサ・クリストフォレッティ宇宙飛行士(IZ0UDF)、女性による宇宙滞在期間を更新
●<資格はテクニシャン級>FCC(米・連邦通信委員会)、JAXA宇宙飛行士の油井亀美也氏に、コールサイン「KG5BPH」を発給!!
●関連リンク:
・【ニュース動画】小学生が宇宙飛行士の油井さんと交信(MBS NEWS)
・【ニュース動画】大阪の小学生が宇宙飛行士油井さんと交信(日テレNEWS24)
・宇宙の油井さんと無線交信 豊中市立小の児童(朝日新聞デジタル)