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東京地裁 裁判SHOW見学&横浜出張受信 (2015/8/22 7:55:14)
金曜日~土曜日に連休がもらえたので、先日初めて行ってすっかりハマってしまった裁判傍聴へ、東京地裁に行ってきました。
新聞報道では見えてこないドラマよりおもしろい事件の裏側が見えてくるので、裁判所というより裁判SHOWという感じですね。
東京地裁は地方の裁判所と違って扱う事件の数がすごく多く、当日の裁判予定が書かれた開廷表も10ページ位ありました。裁判が開かれる法廷も1階~10階まで100箇所近くある巨大な裁判所です。
10時~15時にかけて4件ほどの裁判を傍聴しましたが、今回印象的だった裁判は、約40年無免許運転を続けた末に人身事故を起こして逮捕された、50歳代後半の葬祭業者社長の裁判。
罪名は道路交通法違反。被告人は18歳で普通自動車免許を取得しましたが、1回目の免許更新時に更新せず免許失効。その後再取得することもなく無免許運転を続け、約4年前に警察の取り締まりに遭い無免許運転で赤切符の罰金刑を受けましたが、懲りずに車に乗り続け、今年6月新宿区内の交差点でバイクと衝突する人身事故を起こし、逮捕された事件。
時々新聞報道などで目にする事件ですね。被告人は短距離だったら大丈夫だろうと軽い気持ちだったと言ってましたが、免許を持っていないのに40年も捕まらずに運転してると、自分が無免許という事を忘れてしまうのでしょうかね?
被告人が経営する葬祭業者は家族経営の零細業者のようで、社長の逮捕拘留によって経営状態が悪くなってしまったとの事。
情状証人に被告人の奥さんが出廷。車の鍵は厳重に管理し今後絶対に運転させないと被告人の指導監督を約束。
その後、被告人は傍聴席にいる被害者に謝罪.。
「ちょっとだけ」という軽い気持ちが、逮捕拘留で自分の会社が危機に陥る重大な結果を招いてしまった事件でした。
東京地裁も夏休みという事で、傍聴席に中高生の姿が目立ちました。午前に開かれた大麻取締法違反の裁判では、中学生の団体で30席ほどある傍聴席が満席になってました。傍聴は立ち見禁止ですので、傍聴できない人が多数いた模様でした。
東京地裁の地下には、食堂、喫茶店、郵便局、コンビニがあり、食堂はソバが300円、定食が500円弱から食べられるという都内ではかなり安い値段設定でした。
土曜日ハムフェアに行く予定なので、裁判傍聴の後は出張受信を兼ねて横浜市内に宿泊。
間もなくデジタル化される横浜の消防無線聞き納めです。
12階の部屋にしてもらったので、受信には最高のロケーション。
今日はハムフェアに参加します。
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