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feed ライセンスフリー無線のコールサインその2 (2015/8/24 1:29:08)
さて、ライセンスフリー無線局の多くが使っている市民ラジオ風コールサインの冒頭には地名が付きます。現在、その地名表記には「ひらがな」「カタカナ」の局が混在しており、ややこしいと感じた方も多いかと思います。古いCBer各局はこの辺りの事情はよくご存知だと思いますが、最近ライセンスフリー無線をはじめた方にはその事情をご存じない方も多いかも知れませんね。現在はコールサインの表記を「ひらがな」「カタカナ」のどちらにするかは本人の自由です。もちろんコールサインのかなカナ表記自体が無線交信の上では特に意味のあることではなく、ログに書いたり、ネット上で表記したり、紙に印刷する際にどちらにするかといった程度の意味しかないのかも知れません。かなカナ表記にこだわるかこだわらないかはご本人次第とは思いますが、私のブログで公開している交信ログは相手局がかなカナ表記を意識して使い分けられているということを前提に表記しています。ブログの交信ログはネットなどで調べてから書いていますが、運用現場での11mリアルタイム情報掲示板で書き込みは詳しく調べる間もなく書き込んでいる時もあり、かなカナ表記が間違っていることも多々あるかと思います。

ただし市民ラジオ形式のコールサインの地名表記にはローマ字や漢字・記号は無しというお約束でお願いします(笑)


イメージ 1

「ひらがな」「カタカナ」コールの元をたどりますと、市民ラジオの免許制度時代に遡ります。古い市民ラジオの免許状のコールサインはゴム印で押されてあり、地名部分がひらがなのゴム印でした。その後、地方によって導入された時期は異なりますが昭和55年から順次導入された電波監理情報システムで発給された機械印字の免許状は英数と半角カタカナだけで印字されていましたので、コールサインの地名表記もカタカナで免許状に表記されていました。古いひらがなの免許状を免許更新し、電波監理情報システムで発給された新しい免許状をもらうと古いコールサインでも地名表記はカタカナになりました。現在「ひらがな」「カタカナ」コールが混在しているのはそう言った歴史的経緯があったためで、「ひらがな」「カタカナ」コールが混在していることはややこしくて非合理的なのかも知れませんが、それもまた継承された市民ラジオの文化のひとつであると私は思っています。

ちなみに関西OAMでの交信ログはオフィシャルな意味合いが強いですので、交信結果として公開していますログのコールサイン表記には気を使っています。「ひらがな」「カタカナ」に関しては本人の意向をできるだけ尊重したいと思っていますので、初めて交信した局はネットで検索してブログや掲示板等に自身が書かれている場合はそれを採用、本人の書き込みが見当たらない場合は他局の書き込みや記事から多い方の表記。ネット上で全く見つからない場合は、免許制時代の市民ラジオの呼出名称の形式で。後日、自身による書き込み等が見つかった場合は後日ログの表記を訂正している場合もあります。またご本人からの希望があれば訂正するつもりですが、これまで訂正の希望があったことはありません。ここでもコールサインの地名表記にローマ字や漢字・記号は無しというお約束でお願いします。

またまたちなみに娘の「ナラR83」はカタカナ表記にしていますが、それは電監コールで「ならR83」が過去に付与されている可能性を考慮してカタカナ表記としています。



Wikipediaより
「変遷」の年表で詳しく書かれています。
その一部を抜粋させてもらいました。

※昭和48年以前の呼出名称は「地名」+「数字」でした。

■昭和48年
免許状が縦82mm、横182mmの大きさとなった。
呼出名称が「地名」+「1文字または2文字のアルファベット」+「1から100までの数字」となった。
「地名」についてはその常置場所により以下のとおり指定された。
北海道:支庁名
東京都:23区は区名、23区以外は「とうきょう」
神奈川県:川崎市及び横浜市は市名、川崎市及び横浜市以外は「かながわ」
愛知県:名古屋市は「なごや」、名古屋市以外は「あいち」
兵庫県:神戸市は「こうべ」、神戸市以外は「ひょうご」
大阪府:大阪市東淀川区は「ひがしよどがわ」、大阪市東区は「ひがし」、
    大阪市(東淀川区及び東区を除く)は「おおさか」、
    東大阪市は「ひがしおおさか」、豊中市は「とよなか」、堺市は「さかい」、
    大阪市、東大阪市、豊中市及び堺市以外は「きんき」
上記以外の府県:府県名
無線局免許証票が交付されることとなった。

■昭和55年
電波監理情報システム(通称RADIOS)により免許事務が行われることとになった。
関東、東海及び近畿では4月から、北海道、東北、中国及び九州は昭和56年から、
信越、北陸、四国及び沖縄は昭和57年から導入された。
免許状は1局1枚で機械印字によるものとなり無線局免許証票は廃止された。
情報処理化に併せて呼出名称が、
「地名」+「2文字のアルファベット」+「101から999までの数字」となった。

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