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feed DJ-R100Dスケルチ開時、消費電流 (2015/9/4 19:48:46)
■続く雨
先週の板橋RCで気づいた「外部電源を接続すると感度悪化」の検証は、事象再現の実験が雨天により順延してます。
(ヘタレです)

■体力測定
そこでスピンオフ検証。
気になっていた消費電流を見てみます。
困り事ポイントは
・スケルチを開くと、すぐ落ちる
・電池で運用すると、すぐ無くなる
ですので、電池運用時の体力測定をしてみました。

■測定風景

イメージ 1


電池ボックスの端子にワニ口で接続。
実験用自作電源が3Vminの為、アマチュア無線電源装置を使いました。
電圧測定がリモートセンシングじゃないのは、単に手抜きですm(_ _;)m

■まずは、動作最低電圧確認から…
リセット発生電圧を確認すべく少しずつ電圧を下げていきました。
ところが、この電源、3Vちょっとしか電圧が下がりません(汗)

イメージ 2


ちなみに、電源系インピーダンスが低いので、スケルチ開いてもこの電圧では落ちません。

■ならば別手法
今度は電池で確認。
スケルチ開で落ちる電圧まで、電池を少しずつ放電させます。
そして、スケルチ開で落ちる電圧を見ると

イメージ 3


2.44V!(電池開放電圧で1.36V/本でした)
そう、ニッケル水素電池では動けない電圧なのです。
(注、電池内部抵抗に因る電圧降下分もあるので、当然差は出ます。それと、この電圧はスケルチ開の瞬間に確実に落ちる時の電圧です。事象が出始めるのはもっと高い電圧でした)


■消費電流も見てみる
もう一点、電池の持ちが悪いので、消費電流も確認してみます。
条件は
・3Vきっかり
・スケルチ開
・ボリューム15-18
(フィールド設定がこれくらいな為)
すると

イメージ 4


数十秒ロギングして、128.1mAmax!
確かに喰いますね。

通常使うアルカリ電池の内部抵抗値等も考慮すると、あっという間に無くなるのも理解出来ます

この電流の他、送信時、通常待機時、バッテリセーブ待機時の電流、それにそれぞれの時間割合と電池の容量を加味すれば、本当の「動作可能時間」が算出出来ます。
ただし、アルカリ電池の放電特性は2次電池とはかなり放電特性が異なる為、算出はちょっと難しい目です。
※下記はパナソニックが公開している単3アルカリの放電特性グラフです。

イメージ 5




■良いリグなんだけど、
皆さん言われる通り、良いリグかと思いますが、反面「ここぞ!」って時に電池切れ~なんてオチがついて回るリグとも言えます。


■結論
DJ-R100Dを電池で使うならば、「モニターボタン使用禁止」が結論かなと。
普段、ザーザー言わせながらワッチしてますが、NGアクションみたいです。
スケルチレベルを下げ、ひたすらスケルチが自分で開くのを待つ。それしかないですね。


それにしても、内蔵SPがデカイからとは言えPA20は持ちますし、電池1本の4300Lも電源切り忘れに因るダウンしか経験ありません。
果たして、決定的な差はどこで生まれてるんでしょう?



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