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feed アルインコ特小カタログは教科書ならぬ強化書だった! Part2 (2015/9/6 22:01:04)

特殊な特小無線機の紹介

Part1ではフリラ愛好家には馴染みのある無線機を紹介してきましたが、Part2はあまり馴染みのない無線機が多く登場してきます。

アルインコの特小カタログのページ構成も絶妙ですね。

特殊な無線機を案内する前に、特小エントリー機の紹介となります。

DJ-P20/DJ-PA20

11ページと12ページは特小のエントリー機の紹介となります。

ali_cat11 ali_cat12

両機種ともレピーターへのアクセスができないため、通常の交互通話でのみの交信となってしまいます。

本格的に特小を楽しむためには物足りないかもしれませんが、両機種とも実売価格は10000円を切っているようなので、安く特小を楽しみたい方や、業務で数多くの無線機を導入したい方には向いている無線機です。

フリラ愛好家のサブ無線機としてはお勧めです。

DJ-PX3・DJ-RX3/DJ-Mシステム

13ページ、14ページはいよいよ特殊な無線機の紹介となります。

特小を趣味とする方も知らない無線機の紹介ページです。

ali_cat13 ali_cat14

DJ-PX3は飛びよりも、携行性を重視した特小リグです。

特小無線機は軽いといってもそれなりに重さがあるもの、仕事で1日8時間も携行していると、それなりに疲れてくるというものです。

疲れを軽減するためにも重量の軽い無線をアルインコは発売しています。

DJ-PX3が軽量、小型特小リグです。

小型化を追求したため、マイクとスピーカーは内蔵されておらず、イヤホンマイクでのみ使用可能です。

またDJ-PX3とセットで使用したいのが、受信専用機として開発されたDJ-RX3です。

受信機なので、送受信できる無線機のカテゴリーではありませんが、DJ-3PXと組み合わせることにより、旅行や工場見学など、送信者は1人に対して、受信する方の多い場合に威力を発揮するシステムとなります。

フリラ愛好家が使用するシチュエーションとしては、DJ-R100Dなどで、自分で設置したレピーターのアクセス用及び常時ワッチ用としての使い方が考えられます。

DJ-PX3で臨時開設特小レピーターを常時ワッチしつつ、同時にデジタル簡易無線を運用する。

特小レピーターに誰かがアクセスすればそれに対して応答するといった運用も考えられます。

DJ-M1/DJ-M1RやDJ-M2Rは業務用の同時通話タイプのレピーターです。

かなり特殊な用途となりますので、一般のフリラ愛好家にはほとんど縁のない機種となるでしょう。

DJ-P101R・DJ-111R・DJ-112R/DJ-11R・DJ-R100D

15ページ、16ページは特小レピーター(中継器)の紹介ページです。

室外型、屋内型のレピーターで、これだけのラインナップをそろえているのもアルインコならではです。

ali_cat15 ali_cat16

レピーター機種で型番の末尾に「R」が付くモデルは外部からチャンネルの変更ができるリモコン機能が搭載されています。

混信などでチャンネル変更が必要になった場合、高いところに設置されたレピーターの設定を変更するのは大変ですから、リモコン機能を備えた機種は非常に便利です。

DJ-P112Rはアンテナが1本のタイプです。

サービスエリアはDJ-P101RやDJ-P111Rの方が若干広いようです。

DJ-P11Rは1世代前の設計思想ですが、横方向には強いレピーターのサービスエリアを縦方向にも対応するために開発された機種です。

高層ビルなどでは横方向ではなく縦方向の通信が必要となることもあります。

そんな時、LANケーブルで複数のレピーターを連結することにより縦方向の通信にも対応できるという画期的なレピーターシステムを構築できます。

イメージ図もカタログに掲載されています。

また面白いことに、7ページで紹介されていたDJ-R100Dもレピーターとして再度登場しています。

自分自身でレピーターを設置することも興味があるけど、専用機の購入は予算的にチョット…、と悩んでいる方は是非DJ-R100Dの購入を検討されてはいかがでしょうか。

機能比較表

17ページ、18ページは機能比較表です。

種別の機能が一覧表示されています。

ali_cat17 ali_cat18

17ページを見てみると、それぞれの無線機のハードウエアの仕様が表示されています。

ここでフリラ愛好家として注目するポイントを見てみましょう。
  • 通信モードに「交互」と「中継子機」と表示ある無線機
  • チャンネル数に「交互20ch」、「中継27ch」もしくは「同時・中継27ch」とある無線機
以上の2点がポイントとなります。
18ページのソフトウエアの仕様は、17ページのハードウエア仕様のポイントを重視で選べば気にするポイントはありません。
そして最終ページはQ&Aのページです。
趣味で特小の運用をする方には、どれくらい飛ぶとかの基本的な質問はあまり関係ないかもしれませんが、無線を知らないユーザーには必要な項目です。
またQ&Aも改めて確認しておいてもいい項目でしょう。
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