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feed 続、外部電源と感度悪化#3 (2015/9/7 22:25:27)

DJ-R100Dで、外部電源を接続すると感度悪化した件の続編(ケーブル状態編)です。
読む気にならない長文ですm(_ _;)m


◆ハーネスの状態変化の確認
外部電源を使用しているベテランCBerさんなら常識となってますが、電源のハーネスはとにかく短く、かつフェライトコアは必須です。
ですが、コレは特小。関係ないだろう…が、事の発端です。



◆では、ケーブルの状態が異なると…
24時間稼働レピーターの多くは、外部電源供給を長いケーブルで入れていると思います。その状態や、イバラキNK313局がされた実験をしてみたいと思います。

しかし、手持ちに長いケーブルがないので、手抜きをしてMMANAに再び頼ります。


◆まずおさらい、今回の状態は

イメージ 1





















◆解析結果
<ケーブル水平状態>
1m位のケーブルが横に伸びているケースです。(NK313局モデルと勝手に命名)
計算は諸事情で自由空間

イメージ 2





















<ケーブル垂直状態>
1m位のハーネスが縦に伸びている、非ソーラー型外部電源レピーターをイメージしたケースです。
計算は諸事情で自由空間
イメージ 3





















・結果
イメージ 5

(水平1m)「ケーブル無しと殆ど変わらず」です。
だだ、放射パターンは大きく影響は受けそうです。

(垂直1m)「大きく悪化」
想像以上に悪くなりました。
しかも、放射パターンに至っては、ハチャメチャに悪くなります。
イメージ 4




















実際には、他の周辺要因が大きく関わるので、必ずしも悪化する訳では無いと思います。
が、所詮10mW。これを見ると完全に固定されるレピーターは丁寧に考えて設置したいですね。


◆次回は
結局のところ、
長いケーブルを横に伸ばす分には影響無さそう
と言う状態です。

じゃあ、今回は何が起きたのか?の核心は…?
ちなみに、基板サイズが1/4λ近くはある為、「今回起きている事象は起きないはず」と思ってます

が、何かしら起きているのもまた事実。
過去のiphoneと同じ事が起きた?
とも考えてますが、イマイチ釈然として無い点があります。

さて、次回は…その検証動画を撮影しましたので、そのあたりを書きたいと思います。(無駄に引っ張ったか??)




【追記、再現実験をされる方へ】
今回の様に、家の中で微弱電波を出して実験するのは、色んな所に反射してしまう為、フィールドの様に十分距離があって、主要波に対し副次波が弱い状態(メインパスのみ)を作り出すのは、ちょっと難しく、私自身も出来てないと思います。

一般的な壁材(石膏ボード)の422MHz付近の減衰率はほぼ0.0dB。木材でも0.7dBほどと殆ど落ちません。
また、シールドを狙って金属板で遮蔽しても、エッジからの再放射もありややこしいです。

逆に意外な遮蔽材として、断熱用グラスウールがあります。コレは透過損失が20dB近くありますので、使える可能性があります。
断熱材は屋根裏に潤沢に入っていますので、この辺を上手く活用したいところです。



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