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北海道ハムフェアへ 後編 (2015/9/13 14:27:52)
メシと漬け物とラーメンを大量に食べてお腹も相当膨れてお店を出て、さらに20分程歩いて青森フェリーターミナルへ。フェリーターミナルのオレンジ色の照明が旅情を掻き立てます。まずはフェリーターミナルビル1階の窓口で乗船手続き。青函フェリーのホームページの割引クーポンを見せると、運賃が1割引になるのでスマホのクーポン画面を窓口氏に掲示。割り引かれた運賃の2人分3060円を支払い、乗船券と下船券をもらいます。この航路は船に乗るとき乗船口にいる係員に乗船券を渡し、船を降りるときに下船券を渡すシステムで、下船券はいわゆる行方不明防止策、また行方不明者早期発見策のためのモノですね。あっ、それと往復することで復路が1割引になりますが、割引の重複はないので往復でもWebクーポン割引を使った方が往路復路それぞれ1割引きになるのでお得です。
乗船時間までまだ少し時間ががあったので、ターミナルビルの2階で荷物整理し、歯を磨いてサッパリ。1時40分、下に降りて案内表示に従って乗船口へ。車両甲板を通って急勾配の階段を駆け上がり、3階の2等桟敷席へ突撃!!!
いち早くACコンセントを確保、早速スマホやらモバイルバッテリーの充電を開始。あとから右手に充電器を持ってウロウロしているおじさんが来て、スマホを充電したいような素振りだったので空いている三股ソケットにスマホの充電器を差し込んであげました。三股持ってきておいて良かったです。
甲板に出て、デジ簡であおもりAA113局さんをコールすると一発応答!!! お待たせしました!!! もう時計の針は午前2時に近く、お休みになられたかなと思っておりましたがQSO出来て良かったです。しばし御無沙汰のお詫びをし、船が出港してやがて速度を上げて寒くなって耐え難くなってきたのでファイナルを送らせていただきました、あおもりAA113局さんショートですみませんでした、どうもありがとうございました!!!
船室に戻って就寝。3時間程グッスリ寝て、ハイ着きましたよ~と函館到着案内の係員が来て起床。はこだてGT44局さんと所長がデジ簡でQSO。所長はポータブルゼロですどうぞと、はこだてGT44局さん宛に言って完全に寝ぼけておりました。はこだてGT44局さん「えっ!? 」。はこだてGT44局さんを混乱に陥れた罪は大きいと思いますw
下船してターミナルビルの近くに待機していたタクシーに乗り込み、まずは朝風呂へ!!! 去年の12月と同じく富岡温泉へ行き、サッパリ。朝から温泉最高です。頭も丁寧に剃ってツルッツル。富岡温泉は朝6時から営業しているので助かります。
朝風呂の後は五稜郭の駅まで15分程歩き、駅の待合室にある駅蕎麦スタンドで天ぷらそばをズルズル。うまい、うますぎる!!! 濃厚な、ちょっと甘めのツユが北海道にいることを感じさせてくれます。
7時37分発函館ゆきの気動車でいったん函館に行き、「鰊みがき弁当」を仕入れて8時18分発長万部ゆきの気動車に乗車。1両ポッキリの、いわゆる単行列車でした。
列車は函館を出るとエンジンの唸り重々しく、徐々に高度を上げて大沼の畔を快走、車窓の右に左に目まぐるしく見せる位置を変える駒ヶ岳の秀麗な山容を見ながら函館駅弁の「鰊みがき弁当」をいただきます。甘辛く煮込んだ鰊と、絶妙な塩加減の数の子がうまい、うますぎる!!! 魚嫌いな方でもこの駅弁は美味しくいただけると思います。超絶オススメです。
噴火湾の青さが寝不足の目に沁みる森では、30分以上も停車するので改札を出たところすぐの左手にあるキオスクで「いかめし」をゲット。イカの体内に詰め込まれたごはんが煮汁を吸っていて、うまい、うますぎる!!! 函館駅弁「鰊みがき弁当」、森駅弁「いかめし」の道南二大駅弁を制覇して大満足。列車は唸るエンジンの音も頼もしく、右手に噴火湾を見ながら潮風浴びて一路長万部へ。
長万部で小樽ゆきの気動車を待つ間、所長は活発に動き回ってシャッター切りまくってます。体型に似合わずフットワーク軽いですね。
函館本線のいわゆる山線区間に入ると、単調な森林風景についウトウト...。時折客席の遠くから聞こえる支那言葉にイラッときますが、去年のように支那連中の団体ツアーはなく、この列車に乗る外国人の割合は今回は白人の方が多かったように思いました。余市では相変わらず連ドラ効果が続いているようで、大量の熟年層が乗り込んできて単行の気動車は朝の通勤ラッシュ並の混雑に...。幸いなことにまもなく終点の小樽で、すぐの発車になる新千歳空港ゆきの快速エアポートに乗り込みます。
小樽をスルーするのはちょっと残念ですが、時間も押しているので終着の札幌へ急ぎます。札幌で改札を出て、終着の余韻に浸る間もなく西コンコースの四季彩館で北海道土産のハイチュウ夕張メロン味などを大量に購入。これで西多摩に帰還してからも2週間程度は北海道気分を堪能できます。
いったんここで所長と別れ、JRタワーの展望室入口にある「札幌スタイル」という手作りのお土産屋さんへ。ここでカカアのリクエストの土産となるアクセサリーを購入。客は全て若い女性ばっかしで、非常にこっぱずかしかったですが、若い女性の店員さんに「奥様にプレゼントですか、素敵ですね~」と言われてエヘ。満更でもないですね。お土産購入はこれで全て終了、マッハで北海道ハムフェア会場へ。今回の旅費は鉄道、フェリー、タクシー、路面電車運賃の総額は15,000円で済みましたがお土産代はそれ以上...。ちなみに今回はカニは買っていません。
ハムフェア会場に着くと初日の展示は終了間際。慌ただしく騒然とするなか、さっぽろTP7局さんをはじめ北海道各局さんとEB。ようやく着いた感慨で胸一杯になりました。その後懇親会会場になだれ込み、たらふく北海道の美味いものを堪能しました。ホッケの大きさと肉厚なことに圧倒されたり、専門店でないのに豚丼が予想を遥かに超える美味さで、その肉の柔らかさに驚いたり、そらちZ14局さんが顔に似合わずお笑い系だったり、本当に遥々やって来て良かったと思うことしきりでした。後で知ったのですが、そらちZ14局さんは当局と同じ職業で、もっと喋っとけば良かったと後悔しました...。次回はバスネタでよろしくお相手下さいませ!!!
懇親会の後は1エリアの食いしん坊達とJRタワーエスタ10階の札幌ら~めん共和国へ。さすがに当局はしこたま道産の美味いものを腹一杯いただいた後だったので、ハーフサイズの味噌ラーメンを注文。なんという店の名前だったか失念しましたが、ゲラゲラ笑いながら食べるラーメン実に美味かったですね!!!
ラーメン食べた後は所長の宿泊先が決まっていないことを憂慮して、各局さんが宿泊先に空室を照会。結局、カナガワZX9局さんが空室のあるホテルを見つけ、一同ホッと胸を撫で下ろしました。流石キョイさん、旅慣れてるなぁと感心しました。
初日はこれでお開きとなり、明日の再会を約束してそれぞれ皆さん宿泊先に投宿。当局は札幌駅から一駅の函館本線の桑園まで電車で行き、歩いてビジネスホテルのルートイン北四条へ。途中でオレンジ色の看板が当局の心を惹き付けるセイコーマートを発見、さっぽろRY26局さんから教えていただきましたPB商品の北海道メロン味のアイスモナカをゲット。溶けちゃったらイヤなので、涼しい夜道を歩きながら頬張ります。うまい、うますぎる!!! 気がつけば宿泊先がもう目の前で、慌てて北海道メロン味のアイスモナカを口に押し込み、口の周り北海道メロン味のクリームベタベタのままチェックイン。カカアには内緒でカードで支払いを済ませ、バレた時の言い訳を考えながら割り当てられた部屋へ。西向きでしたが10階で、札幌430DRに楽々アクセス可能でラッキーでした。この日の札幌430はハムフェアということもあってか、ずいぶんと盛り上がってましたね!!!
風呂から出て早速札幌430でセタガヤCBR250局さん、所長、さいたまCB169局さん、とうきょうMX16さんとQSO。あっ、誤記ございましたらご指摘下さいませ...(^_^;)。
素晴らしい寝心地を得られた枕を持ち帰りたくなる衝動をようやく抑え、翌朝は8時過ぎにホテルをチェックアウト。朝食はホテルで食べ放題でしたので、しっかりご飯食べてハムフェア会場へ歩いて移動。半袖のTシャツ1枚ですが、冷気がシャンと背筋を伸ばしてくれて気持ちいいですね!!! 目が覚めます。
ハムフェア会場で北海道各局さんとご挨拶、昨晩の懇親会のお礼を述べて会場を徘徊。今日は悲しいことに午前10時過ぎには札幌駅に向かわなければならず、会場には1時間程しか滞在できません。急いで山岳移動運用で使う5Dの同軸と、SMAコネクタがついているものが欲しかったので探していると労なくフリラブースの隣で発見。別に脅した訳でもないのに1,000円以上のを400円にマケてくれて深謝。どうもありがとうございました!!! 程なくして所長と合流、やがて北島三郎もとい、はこだてGT44局さんがニコニコ顔でこちらへ!!! 再会嬉しかったですね!!! しこたま話し込んで帰りの電車の時間も迫ってきたので再度フリラブースで皆さんにご挨拶、帰路に就きました。
さっぽろTP7局さんのお見送りを受けて帰ろうとすると、さっぽろRY26局さんが会場にお見えになったとのことで慌ててEB、ご挨拶出来て良かったです。慌ただしくて申し訳ありませんでした。
万感の想いを込めて脱毛もとい脱帽し、帽振れ。皆さんに別れを告げて札幌駅へ。10時45分発苫小牧ゆきの電車から復路スタート、西多摩へ帰還開始。気の遠くなるような旅路がまた始まります。復路は往路とは異なり、いわゆる海線すなわち千歳線と室蘭本線で長万部へ向かいます。
苫小牧からは架線下を走る気動車で東室蘭へ。車内は何故かやたらに鉄道マニアっぽいので混雑してます。日本一長い、30km近くもある直線区間もキハ40系気動車の物足りない加速でイマイチ感MAX...。山線なら長万部まで小樽での1度の乗り換えで済んだものをと後悔するも、東室蘭で長万部ゆきに乗り換えて秘境駅で名高い小幌に着くと鉄道マニアが総立ちになって一斉に下車。
秘境駅・小幌が連中の目的地だったのですね...。廃止が取り沙汰されている秘境駅・小幌についてはググってもらうことにして、山間の秘境駅は鉄道マニアで大賑わい!!! プラットホームは縁日の神社の参道の様にごった返しており、鉄道マニアの異様に興奮した甲高い声が山間にこだまして、秘境ムードぶち壊しです。これなら当局の最寄り駅・八高線箱根ヶ崎駅のほうがよっぽど静寂感を味わえます。安全対策でガードマンが2人も配置され、駅で1円も使わない連中の為にJRや地元は大損害です。もうこうなったら小幌グッズを販売する屋台や弁当屋を呼んで、連中からガッツリ金を巻き上げる方策を練るべきです。弁当の飯の上に、KOBOROとか刻んだ海苔を並べておけば、爆発的に売れるでしょう。350円程度ののり弁を、1,000円で売っても平気な感じがします。
ようやく静かな、いつもはこうであろうローカル線の気動車に戻った長万部ゆきは、静狩峠をトンネルで越えて左手に噴火湾を見て緩い左カーブの弧を描きながら下り勾配をアイドリングで下りてゆきます。生憎の空模様ですが、素晴らしいパノラマ風景です。
単行の気動車は鉄道全盛期を彷彿させる長万部駅の長いホームに滑り込み、乗客を降ろすと短い身体をもて余したのか、すぐに回送で留置線に引き揚げて行きました。16時09分発の函館ゆき気動車は砂原線回り。明るいうちに砂原線に乗るのは始めてで、沿線風景を期待したのですが雨も降りだしてやがて夕闇も迫り、景色も殆ど見えず意気消沈。やはり9月ともなると日が傾くのが早いですね。淡々と列車は函館目指して走ります。
19時25分、定時に函館到着。秋雨に煙る函館駅前を早足で函館市電の電停に向かいます。程なくして谷地頭ゆきの市電がやって来るのが見え、慌てますが幸い市電は信号で止まり、その間に道路の真ん中に設けられた電停の狭く、低いプラットホームへ。このあたりのバスと同じく、後のドアから乗って整理券を取ります。今日は函館市電にあと2回乗るので、運転士様から一日乗車券600円を購入。都電よりゴトゴト感が大きい函館市電、とっても楽しいです。
終点の谷地頭で降り、運転士様に函館市営谷地頭温泉の行き方を訊ねて下車。暗闇の住宅街をちょっと不安になりながら、遠回りしたものの10分ほどで谷地頭温泉に到着。自販機で420円の入浴券を買い、受付のおばさんに渡して浴場へ。ここは脱衣場のロッカーのカギを締める際、硬貨を使わなくていいシステムなので感心しました。通常の日帰り入浴施設は、予め100円玉を手元に用意して、それをロッカーの硬貨投入口にチャリンと入れて鍵を回すと施錠され、開錠の際に鍵を差してガチャンと回すと硬貨が戻るシステムのところが多いのですが、入浴時間がなくて焦っていると硬貨を用意する前に全裸になってしまい、施錠する段階になって100円玉を用意していない自分の不始末に苛立ちを覚えながらチンチンをプルプルさせて財布をごそごそ探して100円玉を取り出す失態を演じることが多く、その点この谷地頭温泉の施錠システムは優れています。
ここは湯舟のお湯がアツいことで有名ですが、当局は通常43℃~44℃のお湯に入っているので、問題なかったです。またいくつかある湯舟もアツいのと、ぬるいのがあってアツい湯が苦手な人でもどれかは最低ひとつ入れると思います。茶褐色の、非常によく温まる素晴らしい温泉です。
温泉を後にして谷地頭の電停に戻り、市電で十字街へ。やきとり弁当で有名な、ハセガワストアのベイエリア店へ向かいます。またちょっと迷いましたが、無事にハデな装飾の看板を発見。店に入るとすぐカウンターがあって、注文用紙に自分のオーダーメニューを〇で囲み、レジの店員さんに渡してお金を払います。注文用紙の半券を受け取る際、タレを多目にできますかと試しに聞いてみたらOKとのことで、聞いてみて良かったです。またタレも他に塩ダレ、うま辛ダレがあります。タレのほか、塩もありました。
店にはテーブル席があり、できたてのアツアツホカホカのやきとり弁当をすぐに食べることができます。素晴らしいシステムですね!!! 程なくして自分の半券に印字された番号を呼ばれ、やきとり弁当(大)汁だくを受領。テーブル席について早速蓋を閉めたまま手で押さつけて串を抜き、それから蓋を開けてガツガツいただきます!!! うまい、うますぎる!!! やきとり弁当の詳細はハセガワストアのホームページをご覧下さい。お腹膨れましたが、うますぎるのでもう一個頼めば良かったです。所長はジャンボをチョイス、みるみる腹の中に収めてゆきます。食後は併設されたセイコーマート系のコンビニで、デザートにカツゲン500ミリリットルと、北海道メロン味アイスモナカを購入。アイスモナカうますぎると頬張りながらツイートしてると所長がハセガワストアの箸を発見した報を受けて当局も購入。普段使いにします。
腹一杯になり、隣接するラッキーピエロは店舗外観を撮影するのみに留め、次回函館に来た時のお楽しみにしておきます。十字街の電停に戻り、市電で函館駅前に行き、江差線の上磯ゆきで函館駅から五稜郭駅、五稜郭駅からタクシーでフェリーターミナルへ。非常に名残惜しいですが、まもなく北海道ともお別れです。
フェリーターミナルの港内を照らすオレンジ色の照明が見えて来ると、なんとも言えない切ない感傷的な気分になります。ああ、北海道よさらば、また来る日まで...。乗船手続きして荷物整理を済ませ、ビルの外に出て駐車場からデジ簡ではこだてGT44局さんをコールすると一発応答。はこだてGT44局さんは既に札幌から自家用車で自宅に戻られており、乗船開始時刻まで暫しの間ラグチュー。お世話になったお礼と秋オン楽しみましょうとエールを送り、ファイナルを送りました。
23時30分、長声一発するでもなく、するすると離岸した青函フェリー、はやぶさ号はみるみる速度を上げて南下を開始。なお、乗船に際し、乗船開始時刻になってから乗船口に並んだのでは行列が出来て桟敷席のコンセントのあるポジションを確保するのは難しいので、15~20分前には乗船口に並んでいた方が良いかと思います。
去りゆく函館の、次第に遠ざかる街の灯りを見ているとSTVラジオの土曜日に放送される日高晤郎ショーのエンディングを思いだします...。そう言えば、所長のスマホではrazikoで北海道の放送を受信出来たのに、当局のスマホでは北海道にいるのに東京の放送しか受信出来ずガッカリ...。せっかく各局さんからアドバイス受けたのにダメでした。radikoでは北海道の放送はもちろん聞けるのですが、razikoだと東京を選択...。う~んどうなっているのやら...。radikoとrazikoのアプリインストールから現地で始めてWi-FiをON、OFFしたりしましたがダメ...。残念でした。所長のスマホはこちらでも北海道の放送が受信出来てちょっと腹立たしかったです(笑)。
船室に戻り、就寝。若干ピッチングがありましたがよく寝られました。青森フェリーターミナルには午前3時20分到着、下船してフェリーターミナルのビルの待合室のトイレで歯磨きして荷物整理し、4時に徒歩で青森駅へ。雨が降っていたらタクシーに乗ろうかと思っておりましたが、地面は乾いており却下。口数少なくトボトボ歩いて50分程で青森駅の西口の到着。近くのコンビニで朝飯買って、まだ施錠されて開いてない駅の建物の前でムシャムシャ。5時ちょっと過ぎに、開錠時刻より少し早く駅へ入れてホームへ。八戸ゆきの2両編成の青い森鉄道の始発電車に乗車。2駅先の東青森で降りて、佃温泉ゆーぽっぽに向かいます。
春オンで渡道したとき、あおもりまちなか温泉が改装工事かなにかで入浴できず、しょんぼりしていたところあおもりAA113局さんがこの佃温泉ゆーぽっぽをご紹介してくださって入浴したところ、非常に温まる素晴らしい温泉で良かったので、今日もあおもりまちなか温泉には行かず、佃温泉ゆーぽっぽへ。駅から10分以上歩くあおもりまちなか温泉より、ゆーぽっぽの方が駅から5分ちょっとと近いのもいいですね。それにしても今回の鈍行乗り継ぎ旅、よく温泉に入りました。欲を言うと往路であおもり健康ランドではなく、奥羽本線・鶴ヶ坂駅からすぐの、たらぽっき温泉で入浴したかったですね。ここの泉質は最高で、寒い時期に超オススメです。
温泉を出て東青森駅から八戸ゆきの電車に乗ると、乗り継ぎ旅もあとはひたすら南下するだけ。今年の3月のダイヤ改正で乗り継ぎの接続が良くなり、八戸で8時21分に到着して30分の乗り継ぎ時間に駅そば食べたあと、どこで昼メシを食うか悩むところです。
結局、福島の15時50着、16時28分発の約40分の乗り継ぎまでごはんお預け食らいました。その福島で、東北を席巻する伯養軒かどこかの駅そばを食べようと思っていましたが在来線のホームには見当たらず...。なんとか屋号だけ残っている伯養軒の駅そばにフラれて仕方なくキオスクでサンドイッチを購入...。別行動の所長は見事改札外でウマイそばにありつけたようで舌を巻きました。
黒磯ダッシュは下りの時ほど熾烈な競争はありませんでしたが堪能できました。ザックを背負い、左手にお土産をドッサリ入れた手提げ袋、右手にカメラを構えていなければ優勝出来たのですが...。上りの黒磯ゆきに乗るときは、先頭車両の一番前に陣取ると良いでしょう。争いがもっと熾烈になる下りでは、必ず2両目の真ん中ドアに陣取る事が肝心です。黒磯駅は跨線橋の階段や通路が狭く、次に乗る福島方面ゆきの列車は本数も少なく編成も短くなり、着席機会を得ようと西宮神社の福男選びのようなデッドヒートが展開されます。黒磯で座れないと郡山ゆきの場合、終点まで1時間以上立ちっぱなしになる確率が高いので気を付けたいところです。
宇都宮まで来ると、乗る電車の方向幕が逗子という行先表示を見て、一気に帰ってきた感に襲われます。所長とお別れする大宮でコラ画像のネタにする写真を撮り、所長にご挨拶申し上げて大宮で下車。川越線と八高線を乗り継いで22時10分、無事に西多摩郡の箱根ヶ崎駅に帰還しました。やはり東北本線経由は早いですね。
今回の鈍行乗り継ぎ旅はこれ以上ないほどの完璧な乗り継ぎで、ダイヤの乱れなど全くと言って良いほど突発事案が発生しませんでした。順調すぎてちょっと面白みに欠けるところですが、普段なら気にしない数分の列車の遅れが、鈍行乗り継ぎ旅では乗り継ぎ旅の破綻につながる命取りになる可能性もでてくるので、やはり順調に終わって良かったです。
来春には北海道新幹線が開通し、本州~北海道の交通事情も大きく変化することでしょう。どのように変化するか楽しみでもあり、不安でもあります。青春18きっぷや北海道&東日本パスの廃止も噂され、北海道へ格安で汽車旅できるのも今のうちだけかもしれません。
今回の乗り継ぎ旅ではご同行のいせはらXI304局さん、北海道ハムフェアフリラフォーラムの取りまとめ役のさっぽろTP7局さん、EBならびにQSOしていただきました東北と北海道、渡道された1エリアのフリラ各局様、本当にどうもありがとうございました。こんなに楽しい旅になったのは皆様のおかげです。もう感謝感激の一言に尽きます。本当に、本当にどうもありがとうございました!!!
さあ今週末は秋オンですね!!! 行くぜ東北!!!
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