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feed ケルテス指揮 ウィーンフィル演奏のドボルザーク"新世界より" (2015/9/15 22:00:23)
"食欲の秋"、"行楽の秋"等、色々な秋の楽しみ方がありますが、当局はやっぱり
"無線の秋" & "芸術の秋"ですね。

数多く集めたCDやLPを毎晩のように引っ張りだしては、色々とクラシック音楽を
聴いて過ごしています。
今回はこのCD、ハンガリーの鬼才・名指揮者 "イシュトヴァン・ケルテス"(1929~1973)が
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団を指揮して遺した、アントニン・ドヴォルザークの
交響曲第9番 "新世界より"です。

イメージ 1

1961年 ウィーン・ゾフィエンザールでのアナログ・セッション録音。

まずこの曲を説明することも無いでしょう。第2楽章の旋律は"遠き山に日は落ちて"として
編曲されていますし、防災行政無線 夕刻放送のチャイム、学校の下校チャイムで
採用されているところも多いでしょう。
また、第4楽章の迫り来る冒頭はCM、映画、アニメのBGMとして有名で
例えば"ワンピース"の一場面、"銀河英雄伝説"で使われています。

この曲のCDやLPを数多く聴いてきましたが、やはりこの盤に敵う
名盤は他には見当たりません。
指揮者 ケルテス自身、作曲家と近い東欧出身ですし
ウィーン・フィル自体この曲を知り尽くしています。
一言で言えば、名コンビ同士が自然と合わさって必然的に
出来たものとも言えるでしょう。
第2楽章での情のこもった旋律の歌わせ方、第3楽章~第4楽章へと
続く緊張感と圧倒的なサウンドはいつ聴いても満足で充実した
演奏が楽しめ、指揮者の意を100%汲んで演奏したウィーン・フィルも絶賛に値します。


これ以外にもケルテス & ウィーン・フィルは
数多くの名盤を遺していますが、
残念なことに、ケルテスの早世が悔やまれます。
(テルアヴィヴで遊泳中に逝去。)
2015年現在存命でもおかしくないケルテス、
これからも名指揮者として歴史に名を刻むでしょう。

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