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135kHz発振について構想 (2015/10/7 18:21:53)
さて、135kHzの電波をどうやって作り出すか?HF帯以上のバンドであれば水晶発振で、となりそうですが、135kHzの水晶なんてそうそうあるもんじゃない。サトー電気で販売されているのを見つけましたがその大きさにブッ飛びました。
画像はサトー電気HPより拝借(^^ゞ
そうか、135kHzともなるとこんなサイズになってしまうのか。値段も高価です。これは最終手段にとっておいてひとまず別な手法を考えてみよう。
まず思い浮かんだのが手元にある発振モジュール LTC1799
。HF帯では周波数ドリフトがひどかったですが、下の方ではそこそこ安定していたような?というわけで周波数カウンターで確認してみましたが、表示桁数の違いで動きが少なく見えていただけで実用に耐える安定度ではありませんでした。タイマーIC555も思いつきましたが、こちらもジッタが大きいようなので不可。
となるとやはりLC発振か。何パターンかLCの組み合わせを計算しておき、コルピッツやハートレーで発振させてみましたが、予想通り全然安定してくれません。温度補償のコンデンサとか使わないとダメだろうな~。135kHz帯はバンド幅が2.1kHzと狭いので、ドリフトがひどいとオフバンドしてしまうリスクもあります。今の自分の技術では安定したLCのVFOは作れそうにありませんので、別な手法を考えることにします。
シズオカVM35局に教えてもらったのが
カウンタIC
とやらを使った分周回路。74HCなんちゃらってヤツですか?PLLの原理を勉強したときに分周回路という名前は覚えたけど、実際のところどんなものなのかは全然分かっておりません(^^;)
さっそく「カウンタIC 分周」とか「分周回路」とかで検索してみると・・・うぎゃ!1アマの試験のときに苦しんだ論理回路記号がズラリ。これは前途多難な予感がしてきましたよ(笑。
~つづく~
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