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来年2月末で完全デジタル化 (2015/10/13 22:00:54)
119番通報の電話回線を現在の各市の消防本部から、水戸市内原に設置された共同指令センターに切替える作業ですので、この作業と同時に指令業務も各消防本部から共同指令センターに移管されるでしょうから、このタイミングでデジタル消防無線の運用を開始する可能性が大きいです。
掲載されていた日程表によると、11月17日の水戸市消防本部から順次切替え作業を行っていき、来年2月25日の土浦市消防本部を最後に切替えが終わる予定になっています。
参考→ 119番緊急通報の回線切替日
来年2月25日で茨城県内の消防無線は完全デジタル化になってしまうようです。
指令センターのホームページにはかなり興味深い資料が多く掲載されていて、基地局の設置場所やコールサイン、周波数の割当数なども掲載されています。
これらの資料によると、各消防本部には活動波が3波割当されていて、管轄地域が広い一部の消防本部では複数の基地局が設置されているようです。また、アナログ消防無線の県共通波、全国共通波にあたる統制波、主運用波用と思われる基地局が日立市の高鈴山に設置されているようです。これは共同指令センターに加入せず独自にデジタル無線を整備した日立市とひたちなか市向けの各共通波用基地局だと思われます。
県内のアナログ消防無線は、運用期限いっぱいの来年5月末まで使うと思っていたのですが、共同指令センターの整備が順調に進んでいるようで、予想よりもかなり早く完全デジタル化になってしまうようです。
私の自宅から受信できる範囲の消防本部では、常陸太田市が12月3日、那珂市が来年1月26日の切替予定ですので、自宅で消防無線が受信できるのもあと3ヶ月ほどとなってしまいました。
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