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無線用語・符丁「10コード(テンコード)」 (2015/10/14 23:45:06)
「緊急指令10-4・10-10」(きんきゅうしれいテンフォーテンテン)というCB無線をモチーフにした70年代前半のテレビドラマ。詳細はwikiってくださいね。その劇中で使われていた通信コード(略語)が「10コード(テンコード)」です。当時小学生だったAI46も見ていました。
後にラジオの製作が煽った1977年以降の市民ラジオブームよりも前の静かなCB無線ブームはこのドラマによる所も大きいかも知れませんね。AI46が開局した1976年当時のCB無線では実際に「10コード」を使った交信が普通に行われていました。最も良く使われたのが「10-10」、テンテンと発音し交信終了の意味で使っていました。実際の交信では「ななじゅうさん、てんて~ん」そしてPTTで短点2回。その次にロングラグチュー中等によく使ったのが「10-100」(てんのひゃく)かな?(笑)わかる人にはわかりますよね。
だが、ラジオの製作による市民ラジオブーム以降、合法的に市民ラジオ運用する局の間では「10コード」は使われなくなり、「10コード」は違法局が使う用語と認識されるようになったようでした。
「10-10」テンテンが転じてCB無線そのものもテンテンと呼ばれる場合もあるに至り、現在でも「テンテン天国」という用法で使われることがあるようです。また違法CBでは「てんて~ん」っと元々言ってたものが、いつしか口笛で「てんて~ん」を表現するようになったようです。今でも年配の不法CB局の中には口頭で「てんて~ん」と言う局もいるようです。
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