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アルインコDJ-P23L 外部電源と感度悪化 (2015/10/16 0:14:27)
「DJ-R100D、外部電源と感度悪化」という興味深いブログ記事をミヤギKI529局が9月頃に書かれていました。ワタシが普段持ち歩いているDJ-P23Lも外部電源を繋ぐと感度が落ちることは経験的になんとなくわかっていましたので、ちょっと試してみました。
いつもお世話になっている印刷会社さんのオフィスの一角とAC電源をお借りして室内から特小奈良町レピーターにアクセスしてみました。特小奈良町レピーターからの距離は約600mと近いのですが、室内からなのでそんなに強く入感しません。上の画像は今回試してみたセット。DJ-P23Lはリチウムイオンバッテリーを使っており、外部電源はその充電器です。
DJ-P23L、写真左が内蔵リチウムイオンバッテリー、左が外部電源プラグを差した状態でアンテナバーが1本減っています。リグの置く位置によってはアンテナバー4本が2本に減ることも。純正充電スタンドにDJ-P23Lを立てて充電スタンド経由で給電した場合もおなじく感度悪化が確認できました。試しにリグに近い所にクランプコアを1つ付けてみましたが効果は確認できませんでした 。
比較にDJ-R20Dでも試してみましたが、バッテリーパックも外部電源も両方ともに団子2コ、感度悪化は確認出来ませんでした。電源コードを色んな向きや引っぱり具合をかえてみると団子が1コになることはありましたが、DJ-P23Lのように外部電源による顕著な感度悪化はないようです。
奈良町レピーターに使用しているDJ-R20DはACアダプターから12V供給しており、ACアダプターからDCケーブルを4mほど延長してマンション屋上のDJ-R20Dに供給しています。ハム音防止と同調が狂わないおまじないにDCケーブルに計6コのクランプコアを付けてあります。ハム音は小さくなりますが、同調のおまじないだけにそちらの効果のほどはよくわかりません。
ワタシがDJ-P23Lで運用する時はほどんと内蔵バッテリーでの運用ですが、自宅の「ナラR83局」の机に上で常時待機しているDJ-P23Lは常に外部電源で使っています。自宅から奈良町レピーターは約100m、フルスケールで入感しますので外部電源による感度悪化は全く問題になりません。こちらはノイズとハム音対策として計4コのクランプコアを付けてあります。
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