無線ブログ集
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外部スピーカーマイク for FTH-102 (2014/4/30 5:13:28)
はい、どうもどうも!
で・・・
以前、 この記事 と この記事 で触れたヤエスFTH-102の外部スピーカーマイク (非純正) のお話。
実はもう面倒くさくなっちゃったんで、純正品を入手してからずっと放置してました。
で す が
ふと、もう一度よく考えてみたくなり、改めて情報見直しと自分の勘違いの検証を・・・・。
結果、 問題解決!!!
********************
さて・・・
このお話で問題となっていたのは下に掲げた写真のハンドマイク。
もう10年以上前に秋葉原の某ジャンク店で購入。その後、アマ無線ハンディ機用に転用すべく、大手術?を施したものでした。
でもまあ、実際にはあまり使ってなかったんだけどw
で、先に示したブログの通り、FTH-102では上手く動作しないという・・・。
l||l_| ̄|○l||l
FTH-102の外部マイク問題については、これまでにネット上でなんとか拾い集めた情報の中に
「マイク用ピンの微妙なサイズの違い」
という問題がありましたが、これは 誤報あるいはあまり問題にならない事項だったようです。
むしろ、ハンドマイク内部のコンデンサマイクユニットに電圧をかけるための抵抗の値の方が(このような場合は)問題だという事が、手持ちの古い資料(無線雑誌記事など)から判明。
ああ、何でこんな基本的なことをオイラはすっかり忘れてたんだろう。
しかも、どうやら当初アマ無線機専用に改造した際に、この抵抗の値をオイラが間違っていたような気配が・・・。
でも、アマ無線ハンディ機では問題なく使えていたんだよね。
それはともかく、この外部スピーカーマイクをもう一度弄ってみることにしたんだな、これがまた!
改めて・・・・これが問題の外部スピーカーマイク。
元々は「STANDARD」の銘板が付いていた、多分業務用無線機向けの放出品。
製造元は多分FOSTERじゃないかな?
残念ながらSTANDARDの銘板は剥がれて行方不明(たしかどこかにとってあったはず・・・だったような・・・忘れた!)。
コードの先端は元々は「先バラ」状態で売られており、自分で加工する必要があった。
内部の様子。
これは入手当時(10年以上前だった気がする)に、アマ無線用ハンディ機向けに特化して改造した状態になっている。
オリジナルは中央スピーカーの所にダイナミックマイクが入っていた。
右隅(PTTスイッチに少し隠れている)部分にコンデンサーマイクを取り付け、表面には小さい穴を開けてある(オリジナルには当然ついていなかったもの)。
左隅の基板の切れ端・・・ここが問題のポイント!
ここにECM用抵抗をつけてあるのだが・・・
この抵抗値が問題!
実は大変に基本的なことをすっかり忘れていたのである!
この抵抗値・・・
実はあまり大きすぎてもダメなんだよな。
これが大きすぎると、PTTがキチンと動作しない無線機もあるし、また問題なく作動する無線機もある。
FTH-102の場合は、どうもこの値が大き過ぎたのが問題だったようなのだ。
そこでこの抵抗は撤去して、もっと小さい値の抵抗に交換する。
手持ちの部品をテキトーに漁って、結局3.3kΩに落ち着いた。
長い間に買いだめした抵抗が腐るほどある。
自作をもっとやって消費しないと、死ぬまでに使い切れない、どうしよう・・・・(苦笑)。
では改造?に取り掛かっちまうわけだな、これがまた!
抵抗値の確認。
テスターでももちろん見るけれど、カラーコードで直接確認しながら部品入れを漁るのにはこれが一番便利!
シンプルなれどオイラにとっての最強ツールの一つだ!
これは、今は無き「ラジオの製作」誌の1979年・300号記念号の綴じ込み付録だった「カラーコード早見表」!!!
長年愛用で既にボロボロだが、これは本当に優れものだ。
この円盤は、実は今でもネット上で公式に入手可能。
興味ある人は・・・適当に探してチョ!
”電子工作マガジン”でググると吉かもw
尚、当方はこの円盤考案者のサイトに偶然めぐり合い、そしてメールを送ったところ暖かいお返事を頂くことも出来た。
こういうツールが実は「最強」なのである。
考案者の某OM氏にはもう、本当に大感謝!
で、手持ちの腐り始めている多数の抵抗から、3.3kΩを取り出す。
抵抗は”本数だけ”なら数百本以上あると思う・・・
否、もしかすると 1000本越えてるか?
いやいや!
1000本なんて余裕で越えてるだろうが!
秋葉原徘徊時代に主として「100本入パック」であれこれ買い漁ってたんだからさあ…。
加えて、バラで購入したけど使い残ったものもあるし、少ない本数のパックなんかも買い漁ったんだから・・・・・・・。
下手すりゃ1万本は ”本数だけなら” あるだろうが!
どうするんだ?この抵抗たち・・・w
ま、いずれにしてもいちいち数えたこと無いんで細かい数はワカラン。
一般的な安物のパック品とかが使いきれずにがたくさんある!というだけの、実にくだらない話なのだけれどなw
それはさておき・・・
で、コイツを使います。
汚ねぇ手だなw
先に掲げた基板部分を撤去して抵抗を新たに付け直す。
今回は基板を使わずにケーブルに直接つけて配線を引き回す。
ハンダ付けがうまくいかなかった、悪い例w(このあと修正した)
配線ミスがないように確認して、熱収縮チューブで包む。
収縮チューブの仕上げにはライターを使うが、Zippoではなく普通のライターの方が良い(経験者は語るw)
か・・・完成しますた!
元通り組み立てて、FTH-102と共に記念撮影大会w
で、結果ですが・・・。
今回の抵抗交換で、今度は問題なく102で使えるようになりました。
実は純正品も持ってるんですが、やはりこのような「自分で何かやったもの」を活用したいところ。
この外部スピーカーマイク問題はこれで全部解決!!!
はあ、お疲れ様でありんしたな!
そいじゃ、また!
で・・・
以前、 この記事 と この記事 で触れたヤエスFTH-102の外部スピーカーマイク (非純正) のお話。
実はもう面倒くさくなっちゃったんで、純正品を入手してからずっと放置してました。
で す が
ふと、もう一度よく考えてみたくなり、改めて情報見直しと自分の勘違いの検証を・・・・。
結果、 問題解決!!!
********************
さて・・・
このお話で問題となっていたのは下に掲げた写真のハンドマイク。
もう10年以上前に秋葉原の某ジャンク店で購入。その後、アマ無線ハンディ機用に転用すべく、大手術?を施したものでした。
でもまあ、実際にはあまり使ってなかったんだけどw
で、先に示したブログの通り、FTH-102では上手く動作しないという・・・。
l||l_| ̄|○l||l
FTH-102の外部マイク問題については、これまでにネット上でなんとか拾い集めた情報の中に
「マイク用ピンの微妙なサイズの違い」
という問題がありましたが、これは 誤報あるいはあまり問題にならない事項だったようです。
むしろ、ハンドマイク内部のコンデンサマイクユニットに電圧をかけるための抵抗の値の方が(このような場合は)問題だという事が、手持ちの古い資料(無線雑誌記事など)から判明。
ああ、何でこんな基本的なことをオイラはすっかり忘れてたんだろう。
しかも、どうやら当初アマ無線機専用に改造した際に、この抵抗の値をオイラが間違っていたような気配が・・・。
でも、アマ無線ハンディ機では問題なく使えていたんだよね。
それはともかく、この外部スピーカーマイクをもう一度弄ってみることにしたんだな、これがまた!
改めて・・・・これが問題の外部スピーカーマイク。
元々は「STANDARD」の銘板が付いていた、多分業務用無線機向けの放出品。
製造元は多分FOSTERじゃないかな?
残念ながらSTANDARDの銘板は剥がれて行方不明(たしかどこかにとってあったはず・・・だったような・・・忘れた!)。
コードの先端は元々は「先バラ」状態で売られており、自分で加工する必要があった。
内部の様子。
オリジナルは中央スピーカーの所にダイナミックマイクが入っていた。
右隅(PTTスイッチに少し隠れている)部分にコンデンサーマイクを取り付け、表面には小さい穴を開けてある(オリジナルには当然ついていなかったもの)。
左隅の基板の切れ端・・・ここが問題のポイント!
ここにECM用抵抗をつけてあるのだが・・・
この抵抗値が問題!
実は大変に基本的なことをすっかり忘れていたのである!
この抵抗値・・・
実はあまり大きすぎてもダメなんだよな。
これが大きすぎると、PTTがキチンと動作しない無線機もあるし、また問題なく作動する無線機もある。
FTH-102の場合は、どうもこの値が大き過ぎたのが問題だったようなのだ。
そこでこの抵抗は撤去して、もっと小さい値の抵抗に交換する。
手持ちの部品をテキトーに漁って、結局3.3kΩに落ち着いた。
長い間に買いだめした抵抗が腐るほどある。
自作をもっとやって消費しないと、死ぬまでに使い切れない、どうしよう・・・・(苦笑)。
では改造?に取り掛かっちまうわけだな、これがまた!
抵抗値の確認。
テスターでももちろん見るけれど、カラーコードで直接確認しながら部品入れを漁るのにはこれが一番便利!
シンプルなれどオイラにとっての最強ツールの一つだ!
これは、今は無き「ラジオの製作」誌の1979年・300号記念号の綴じ込み付録だった「カラーコード早見表」!!!
長年愛用で既にボロボロだが、これは本当に優れものだ。
この円盤は、実は今でもネット上で公式に入手可能。
興味ある人は・・・適当に探してチョ!
”電子工作マガジン”でググると吉かもw
尚、当方はこの円盤考案者のサイトに偶然めぐり合い、そしてメールを送ったところ暖かいお返事を頂くことも出来た。
こういうツールが実は「最強」なのである。
考案者の某OM氏にはもう、本当に大感謝!
で、手持ちの腐り始めている多数の抵抗から、3.3kΩを取り出す。
抵抗は”本数だけ”なら数百本以上あると思う・・・
否、もしかすると
1000本なんて余裕で越えてるだろうが!
秋葉原徘徊時代に主として「100本入パック」であれこれ買い漁ってたんだからさあ…。
加えて、バラで購入したけど使い残ったものもあるし、少ない本数のパックなんかも買い漁ったんだから・・・・・・・。
下手すりゃ1万本は ”本数だけなら” あるだろうが!
どうするんだ?この抵抗たち・・・w
一般的な安物のパック品とかが使いきれずにがたくさんある!というだけの、実にくだらない話なのだけれどなw
それはさておき・・・
で、コイツを使います。
先に掲げた基板部分を撤去して抵抗を新たに付け直す。
今回は基板を使わずにケーブルに直接つけて配線を引き回す。
ハンダ付けがうまくいかなかった、悪い例w(このあと修正した)
配線ミスがないように確認して、熱収縮チューブで包む。
収縮チューブの仕上げにはライターを使うが、Zippoではなく普通のライターの方が良い(経験者は語るw)
か・・・完成しますた!
元通り組み立てて、FTH-102と共に記念撮影大会w
で、結果ですが・・・。
今回の抵抗交換で、今度は問題なく102で使えるようになりました。
実は純正品も持ってるんですが、やはりこのような「自分で何かやったもの」を活用したいところ。
この外部スピーカーマイク問題はこれで全部解決!!!
はあ、お疲れ様でありんしたな!
そいじゃ、また!
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