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DCRにおける伝搬の面白さ (2015/10/18 23:24:37)
くるめ351局(久留米市)と福智町上野での運用と、ふくおかBA20局(福岡市)と香春町コンビニ駐車場での運用で、地上対地上でそこそこ高い山もあり全く見通しでない状態での交信例を以前挙げましたが、今回も2件見通しでない交信例ができました。
最初は、やまぐちAN77局(宇部固定八木使用)と当局常置場所APの2階の例です。
1回目は窓辺にSRH350DHのみでDCRLでした(少し狙うだけでは届かず嫁も隣にいたので断念)
2回目は記事にしましたが、RPY-351M5導入で室内で手持ち運用。向きを変えると入感しなくなるのと1Wでも行けるというのが確認できました。この時苅田港におられたふくおかTO723局にも当局の波は聞こえてたそうです(1W時は聞こえず)
もう一台使いSRH350DH使用で窓からだしてAN77局に届くことを確認。
3回目はSRH350DHのみでいけました。この時窓も締めて窓辺で椅子に座り運用しました。少しずらすとケロるけどそんなにシビアでもなさそうでした。
ただ、画像でも確認できますが、もろに大坂山に当たります。もう一つは平尾台の横の京都峠付近と思われますがAN77局が八木で香春岳反射してこちらに入感はあり得るにしてもハンディホイップからだとどう考えても厳しい状況です。
2例目はフクオカBG37局(豊前・発電所付近半固定アンテナSRH350DH)
苅田の実家(20kmベランダ運用でこちらもSRH350DH)は問題なくいけました。
香春向けになりアンテナはAZ350Sとなり、苅田→平尾台ふもと→味見峠→香春のコースです。
苅田から平尾台ふもとは直線上に小さい山があるくらいなのですが、平尾台ふもとの先の動物霊園から更にもう一つ山が邪魔します。いけると見ていた少し標高の高くなる味見峠上りではつながらずでしたが、トンネル抜けて味見峠下りで流石にすぐそば山だし無理だと見ていたのが出てすぐにつながる状態でした。国道322号線場はほぼ無問題。香春駅付近から自宅までは受信ランプすらつかなくなりました。ここでも大坂山とその周辺の山が影響してきますがどう回り込んだのか気になります。やっぱり山越えでしょうか。
画像では近隣JR駅を起点としてます。BG37局のは苅田以降通過経路です。
いつもこれくらいなら圏内と予想して運用してますが、思ったより飛ばなかったり、このようにどうやってきたの?みたいなのもあり、ホイップアンテナでも反射、回折が期待できそうで、そんなのも予想するのも面白いと感じてます。都合よくそこ回り込んでくれ(特に北九州方面)と願いたくもなります。
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