無線ブログ集
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筒井康隆 (2015/10/20 1:01:26)
10代後半、筒井康隆を良く読みました。「虚構船団」(1984年)までは全作品を読んだと思います。40年以上前に書かれた下記の2作品などは今読んでもなお新しい。
「地獄図日本海因果(だんまつまさいけのくろしほ)」
自衛隊の艦隊が北朝鮮不良品核攻撃を受け、海上自衛隊が日本海海戦にタイムスリップし、そこから筒井的ドタバタ展開。何十年も前に北朝鮮の核、今読んでも新しいです。
「48億の妄想」
街中に監視カメラが設置され、人々がそれを意識して行動するようになるって話。現在はまさに街中に監視カメラが設置され、YouTubeなどで世界中の誰もが衆目を集めるような動画を公開出来る時代。やはり筒井先生の先見は凄い。
最近はラノベに分類されるジュブナイル小説「時をかける少女」の単行本を本好きの娘ナラR83局に先日買ってげました。昔の単行本を上げても良かったんですが、ハルヒでお馴染みの「いとうのいぢ」のイラストのラノベのほうが娘には親しみやすいかと思い最近再版された物を買いました。
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