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link ふくおかYK426の坊主上等 ふくおかYK426の坊主上等 (2019/12/16 10:37:00)

feed マイコンでコントロール失敗 --受信機つくり進捗#25-- (2015/10/20 22:50:18)
マイコン mbed LPC1768のポート出力を利用して、ブレッドボードCB受信機(ブレボ君)の第1局発(クラップ型発振回路)のチャンネルを変更できるようにチャレンジしてたのですが、

失敗でした(;_;)。

LPC1768のゲート出力は正常ですが、まったくチャンネルが変更できません。
原因は、MOSFETの出力容量Coss(ドレイン-ソース間の寄生容量)です。
写真はないのですが、回路図は以下のような感じ。
イメージ 1
トランジスタのベースに8ch分のクリスタルが接続されてます。
トリマコンデンサとGNDの間にMOSFETを配置して、LPC1768のポート出力でMOSFETのゲートコントロールしようと思ったわけです。

 MOSFETがON:クリスタルの一方の端子がGNDの落ちて発振!!
 MOSFETがOFF:GNDから浮くので発進停止!!

のはずだった。DC的には(笑)。

当初、MOSFETの出力容量(Coss)が直列接続される形になるので、周波数がずれるかも程度しか思ってませんでしたが・・・、

よく考えたら、Cossの容量はトリマコンデンサとほぼ同じ約50pF。DC的にはMOSFETがオフしてても、第1局発の発振周波数約16MHzのような高周波ではGNDとつながっているも同然。

MOSFETがオンだろうがオフだろうが、任意のチャンネルのクリスタルが発振しちゃいます。

ちょっと考えればわかるのにね(笑)。馬鹿すぎる・・・。




しかも、今回判明したのは、下の回路図みたいに8chを全部GNDから浮かしても、ブレッドボードの浮遊容量の影響で、任意のチャンネルで発振してました。
イメージ 2
この状態でいずれかのチャンネルのクリスタルをGNDに落としてやると、そのチャンネルで発振してたんですね。

よくもまあこんな状態で、筑波山で水戸のご老公の変調を復調したもんだ。



ということで、これからマイコンで制御するにしてもブレッドボードではもはや限界ですね。

高周波なめんなよです。

今後の対策ですが、
 ①高周波基板に載せ替える
 ②出力容量の小さいMOSFETでやってみる
かな

さっそく第1局発の高周波用基板(サンハヤト ICB-93SEG)に部品を移し替えてます。
イメージ 3

マイコンも乗っけるか迷い中ですが、この状態でマイコンLPC1768によるコントロール実験してみたいと思います。

そして表面実装型ですが出力容量が3~5pFのMOSFETがあるので、それを高周波基板に実装してやってみます。

それでもうまく行かないときは、部品点数増えるけど手段はないことはない。

ま、いろいろやってみましょう。



さいごに6月くらいから第1、第2局発の実験とか、筑波山での受信機実験などブレッドボードには大変お世話になりました。

自分の無知パワーもありますが、よくぞここまで動いてくれました。

ほんと功労者です。表彰したいくらい。

でも、まだまだこき使いますけどね(笑)。

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