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局発の周波数切り替えをスマホでやってみる --CB受信機作り #26-- (2015/10/25 19:58:16)
前回、第1局発のチャンネルの切り替えをLPC1768マイコン経由でスマホでコントロールしようとしましたが失敗しました。
今回、第1局発をブレッドボードから高周波基板ICB-93SEGに移植して、再度チャンネル切り替えに挑戦してみました。
写真の下からLPC1768(青いLEDが点灯虫)、その上が高周波基板に移植した第1局発回路です。
緑色の部品は、トリマコンデンサ、その上が第1局発用の水晶です。10ch分のクリスタルを搭載することができます。
今回の改良点は、高周波基板に移植した以外に、確実にチャンネルを切り替えれるようにするため技術的には
”低きに流れた” 回路構成にした点でしょうか(笑)。
前回、水晶とGNDの間にMOSFETを入れると、MOSFETの出力容量Cossで勝手に発振してしまいました。
MOSFETは高周波的には全然スイッチの役割をしてくれません。
さらにマイコンのポート出力電圧3.3VでMOSFETのゲートをコントロールしますが、MOSFETのV-I特性からDS間の抵抗は1オーム程度になります。発振を減衰させる方に働きます。
ということで、エミッタとGND間にMOSFETを接続し、バイアス電流を止めるという安易な方法をとることにしちゃいました。
もともとエミッタにはエミッタ抵抗300Ωがあるので、DS間の1オームが増えたって大したことはないでしょう。
この回路構成ではチャンネル分、トランジスタを増やさなきゃいけないので部品点数が増えるんですよね~(恥ずかしいからあまり見えないようなアングルで写真を撮影してま~す)。
これが”低き”の所以ですけど、あまりアナログ回路に詳しくないし、技術的なハードルを上げたくないんですよね~(笑)。
チャンネル切り替えの動画はどうぞ
一応、問題なく動いてそうです。ただ、動画ではわかりませんが、マイコンからのノイズが乗ります。いずれ対策はとらなきゃいけないでしょう。
また、マイコン間との配線はブレッドボードの線を使っているので、最終的には同軸にする必要があると思います。
今後の方針ですが、専用アプリを作ってもっと簡単にコントロールできるようにしたいですね。アプリ作りの勉強せねば。JAVAとかいう言語もやらなきゃいけんのかなか~。
それから、第2局発の基板移植したり、LA1600をIFに使ってみたりしてみよう。
それじゃ73。
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