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BCLを始めたころ(その5) (2015/11/10 3:00:38)
2015年11月10日(火)
シリーズ「BCLを始めたころ」第5回のテーマは「時報」。
短波では中国や朝鮮半島からの放送が良好に受信できました。
訳のわからない言葉でしたが、異国情緒が感じられ、聞き流していました。
放送を聞いていると、あることに気がつきます。
・中国の放送の時報は2秒置きの信号が6回流れ、6回目が1オクターブ上がる
・朝鮮の放送の時報は1秒置きの信号が4回流れ、4回目が1オクターブよりも1音低い音に上がる
中国の放送は「中央人民広播電台」。当時はいろいろな周波数で聞こえました。
朝鮮の放送は「平壌放送」。6250KHzがよく聞こえていました。
当時はこれらの放送が中央人民広播電台、平壌放送であることを知りませんでした。
特に平壌放送の「1オクターブよりも1音低い音」に違和感を感じていました。
(しかし、数年後には平壌放送も1オクターブに変更になったようでした)
ちなみに、
・山陰放送の時報は1秒置きの信号が3回流れ、3回目が1オクターブ上がる
・ニッポン放送の時報は1秒置きの信号が4回流れ、4回目が1オクターブ上がるが、前3回の信号が高低2音で構成されており、4回目は前3回に出力される信号の最初の1音の1オクターブ上の音が出力される・・・
(説明しにくいけど、鳩時計のように聞こえるアレです・・・笑)
時報って放送局でいろいろなパターンがあるんだなぁ、と思ったものでした。
時報で忘れてはならないのがJJY。
ラジカセでは5MHz、8MHz、10MHzが良好に聞こえました。
モールス信号に続いて、女声アナウンスの「JJY JJY・・・」。
当時は毎時0分と30分にアナウンスがあったと思います。
この放送は時計を合わせるためにあるのかな?と子供心に思ったものでした。
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