無線ブログ集
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BCLを始めたころ(その8) (2015/11/16 17:00:16)
2015年11月16日(月)
今回はモスクワ放送と北京放送について。
雑誌「短波」を読むようになり、いろいろな情報を得るようになりました。
放送バンドの受信すると、毎日必ず聞こえてくる2局。
それがモスクワ放送と北京放送でした。
1977年。アメリカとソ連、東西超大国の冷戦が続いていた時代・・・
一方で、中国とソ連は同じ共産主義の国なのに敵対関係。
放送バンドの内外で、
「ガバリット ペキン」
「モスクーワ クワンポティエンタイ」
のIDをいい加減ウンザリするくらい聞きました。
モスクワ放送は言語によってISの後に流れる開始音楽が異なっていました。
中国語放送のあの勇ましい開始音楽は好きでしたね(笑)。
ただし、お互いに強烈な妨害電波の掛け合い。
考えてみれば、海外放送の主目的は自国の主義主張を伝えること。
敵対関係にある国の放送を自国民に聞かせたくないのは当然のこと。
まさに「電波戦争」でしたね。
モスクワ放送と北京放送。
その後はロシアの声、中国国際放送と局名を変え、日本語放送を続けていましたが、ロシアの声は日本語放送廃止とのこと。寂しいですね。
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