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BCLを始めたころ(その10) (2015/11/18 19:30:08)
2015年11月18日(水)
今日は短波の電波伝搬の話。
短波を聞き始めたころに戻ります。
北京放送や朝鮮中央放送は、夕方6時ごろから日本語放送を行っていました。
この2局は放送時間が長く、6時間連続の長時間放送。
日本は重要なターゲットだったのでしょうね。
夏休みの間は夜遅くまで良好に受信できました。
北京放送が7.480MHz、朝鮮中央放送が6.540MHzでした。
ところが、秋が深まって、ちょうど今頃の時期、11~12月になると、放送開始からしばらくの間は良好なのに、徐々に受信状態が悪化していることに気付きます。
「どうしてだろう?このラジオ、調子が悪くなったのかな・・・?」
なんて考えていました。
短波による電波伝搬の季節変動を経験していたのです。
短波の放送局が時々周波数を変更するのは、このためですね。
北京放送の7.480MHz、朝鮮中央放送の6.540MHzは1年中使われていました。
もしも、北京放送や朝鮮中央放送が1時間だけの放送だったら、この季節変動に気付いていなかったかも知れません。
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