無線ブログ集
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アマチュア無線を使った「パケット通信」の普及やマナー啓蒙、高速化などの活動で知られるPacket Radio User’s Group(PRUG)が設立30周年を記念し、日頃の研究成果を発表する技術コンファレンス「PARTECH 2015 京都ミーティング」を11月14日に京都市西京区で開催した。その模様を関係者から届いたリポートで紹介しよう。
当日は、京都大学名誉教授橋本弘蔵氏(JA3FEC)による基調講演「無線電力伝送(近距離および遠距離)と宇宙太陽光発電」のほか、6名の発表者より、無線による農業モニタリングシステム、無線による気象センサーネットワークなどといった、IT業界における最新テーマから、総務省の「無線局等情報検索」を用いたアマチュアの実態分析や、電子工作イベントによる青少年の育成といった幅広いテーマが議論されたという。
さらに、米国テキサス州で無線LANの標準化団体IEEE802.11のミーティングに、新技術802.11aiのチェアマンとして参加中の眞野 浩氏(ex JJ1CEI)が、現地から遠隔ビデオ会議ソフト(Cisco WebEX)を使い、アマチュア無線活動が同氏のベンチャー企業経営や博士号取得に与えた影響などについての講演が行われた。
なおPRUGでは、各発表者による予稿論文の中から一部を近日公開予定だ。詳細は下記関連リンクを参照のこと。
●関連リンク: PARTECH 2015(connpass)
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