無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
受信街道(消防無線編) (2015/11/25 0:10:05)
消防無線・・・。
近年ではメインに聞いている無線ですが、
受信というものに興味を持ったとき、正直なところ
無線機にメモリーはしていましたが、あまり聞いていませんでした。
警察署活系を聞いていれば、事件、事故等がが把握できたからかも
しれません。なので、中学時代に住んでいた街の消防無線が
どのように運用されていたのかほとんど記憶にありません。
その後、警察署活系がデジタル化され、受信のメインが
消防、救急無線に移っていたわけですが、各署の使用している
車両のコールサインなどをデータベース化したり、各市町村の
消防本部で発行している消防年鑑で細々としたことを
調べたりといろいろとハマっていました(笑)
この頃は個人情報に関してはゆるゆるで、個人名等が
普通に聞こえていた時代でした。 どの世界にも常連さんは
いるもので、いつもよく聞くお名前の方がいました。
よく救急車で運ばれる方、庭でゴミを燃やしていつも通報される
方々等・・・。
修学旅行時には、東京消防の395MHzだったかな?
の救急無線を初めて聞いたときには、無線と電話をリンクして
病院と話せるんだ~と驚いたり、東消独自の秘話音「キュルキュル」を
聞いて、自分の住む街も、将来はこうなってしまうのかな・・・と
ワッチしながら思っていました。
頻繁に聞こえる149.71MHz(受令波)の流れるような指令も
初体験で、「やっぱり、田舎の消防とは違うな」と感動したものです。
その後、受験等があり、しばらく無線(受信)断ちをしていたのですが、
再開した頃には、指令が合成音声に変わっていたり、AVMのピギャピギャ音が
うるさくなっていたり、無線交信内に個人名は出てこない等、様変わりして
しまっていました。 何かあると、すぐ「有線にて連絡します・・・」と。
何年か前からはドクターヘリが登場し、県内共通波や全国共通波で
よく聞くようになり、人口35万人以上でないと許可されなかった?
消防署活系も消防、救急無線のデジタル化とともに小規模な消防本部にも
導入され、受信する機会が増えました。
それと共に、消防署活系以外の消防・救急無線がデジタルへシフトし
来年の5月にはアナログ波消滅へ・・・。
現在のところ一般人は受信出来ませんが、数年も経てば、
消防デジタルに対応した受信機が出て来そうな気がします。
果たしてどうなることでしょうか。