無線ブログ集
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暇つぶしに (2015/11/27 17:55:46)
函館の中心部まで用で行ったのでついでに函館駅に行って来た。どうせならと入場券を買ってホームの中に侵入
キハ183系2550番台「北斗5号」(5005D)。国鉄時代の車両であり既に30年は酷使されている車両。貫通扉の上の部分の塗装が剥がれており、長期間に渡り運用されている事を物語っている。JR北海道の、特に気動車にはこの傾向が多い。
貫通扉に装着されている幌枠がいいんですよ。 模型でも必ず装着しています。
函館駅は末端駅の為に車止めが設置されている。青函連絡船が廃止されて現在の駅に改築されてからは跨線橋が無い櫛の歯型の構造で、車いすでも問題なく改札口からホームまで行く事が出来る。
隣のホームに札幌から10分遅れで到着したキハ281系「スーパー北斗2号」(5002D)。これもJR化後の車両とはいえ20年が経過している。見た目にそんなに傷んでいるという印象は無いが、エンジンを載せ替えていても高速走行による駆動系の劣化は避けられないはず。
登場した当時、札幌~函館間を千歳空港(当時。現在の南千歳)と東室蘭にしか停車しないとはいえ2時間59分という、3時間を切る時間で走る列車が出たと驚いた。国鉄キハ82系が走っていた時は4時間半は当たり前だったんだけどね。
海側の留置線には廃止となった国鉄24系25型「北斗星」を牽引していた国鉄DD51型ディーゼル機関車が3両留置されていた。既に余剰となった客車も含めて機関車も海外に輸出されていて、いずれはDD51型は見る事が出来なくなることになる。
この留置車両の奥に、キハ281系の代替車両となるキハ261系が1編成置いてあるはずなのだが、この位置からは確認出来なかった。後ろに見えるともえ大橋からだった見えるんだけどね。
北海道新幹線の開業まで100日そこそこ。おめでたい事なのは理解しているけど同時に無くなるものもあるんだよな(-.-) 写真左上にある上磯行きのJR江差線の普通列車はJRから切り離されて三セク化される。JR貨物の貨物列車が走るので線路自体が残るのは救いだけど、幼少の時から「鉄道は国鉄」という環境で育った世代なもので、出来ればJR線で残して欲しかった(-.-) 国鉄からJRに移行した時も気持ちの中でやり切れない思いがあったものです(-_-)
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