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link さいたまMK2 さいたまMK2 (2024/5/1 9:35:44)

feed F2層による伝搬 (2015/11/28 5:39:24)
各局 おはよう御座います mk2です
昨日から外が急に冷えましたねえ、各局お体ご自愛して下さい、当局も風邪をひきかれこれ1ヶ月が過ぎようとしています、喉からの風邪は長引きますねぇ(咳だけが未だに出ます)運用時も咳きしたらスミマセン^^

お話は伝播に戻ります
私たちの住んでいる地球には太陽から出る紫外線で地球上に住むすべての生命を守るバリアみたいな層が沢山あります、上記の図がそう(層)です、おやじギャグ炸裂 ここ笑う所^^です。・・・・・この「層」紫外線から私たちを守る他、たまぁ~に無線愛好家にご褒美も頂けます、これがEs層(スポラディックE層)略してEスポとも呼ばれ、E層付近に電子密度の高い層が突発的に発生する。発生原因は正確には解明されていないが、 特に春から夏期の日中 に発生することが多い。地域的には 日本 および東南アジア近辺が最も発生しやすいと言われています。
 Eスポにより、通常はすべての層を突き抜けてしまうVHFの電波も反射させてしまう。そのため隣接する国(日本の場合は韓国や中国)の放送が混信してくる。日本の放送局で特に影響を受けるのがVHF帯の下の方の1ch~3ch(NHKテレビ)である。Eスポが発生するとNHKでは「只今気象条件により受信障害が発生しています」という旨のテロップを出します(今は地デジになったのでテロップ出ません、ですが日本海海上で太陽光により温められた海水から水蒸気が発生し、海上に「ダクト」と呼ばれる大気の温度分布が上下逆転する層が突発的に発生します、日本海側のお住まいの方はテロップがたまーに出るみたいです)この日本海ダクトもDCRで面白い事が体験できるらしいですが、ダクトは後にします。話はEスポに戻りまして、強力なEスポだと、144MHz帯までも反射することがあります。
 プロの放送局にとっては困った現象であるが、フリラーでは普段はできない遠距離との交信が可能となり、Eスポの発生は大歓迎である。27MHz帯、28MHz帯と50MHz帯が最もEスポの恩恵を受けやすいです。日本人&無線しててよかった~^^
続いてF層伝播
地上から200km~400km付近にあり、電子密度はE層より数十から数百倍高いのでHF帯(短波)を効率よく反射する。反射する際の減衰は周波数が高くなるほど大きくなる。
 夏期の昼間にF層の下にもう一つの層が現れ、それを正規のF層と区別する為にF1層と呼び、正規のF層をF2層と呼んでいる。F1層は夜間及び冬期には消滅(合併)する。フリラーのDX通信ではこのF層の反射が最も重要になる。通常、F層で反射するのは28MHz帯までだが、 11年周期の太陽黒点数の上昇ピーク時 には50MHz帯までも反射する。太陽黒点?11年周期?色々無線していると勉強すること沢山ありますねぇ~。
上記でF1層は夜間及び冬期には消滅(合併)すると書きましたが、F層さんの、ど根性でこれからの時期もF層でQSO出来ます。
お話はまとめに入ります。
冬の寒い時期27MHz帯合法CB無線帯にてF層伝播で沖縄各局様とQSO出きる可能性があります、11m掲示板を拝見しますと、なんと!!トウキョウ13131局さん石垣島に移動されているではないですか!!ここはF層で狙ちゃいましょう^^無線機から遠方の局長様のコール聞こえて来た瞬間がたまりません。
当局も土、日 2連休なので、熊谷荒川河川敷に出向きます。


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