無線ブログ集
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また東京・秋葉原の老舗パーツショップが1つ閉店した。秋葉原を訪れた無線家にとって、電子部品を扱う「有限会社 鈴商」にお世話になった方も多いだろう。その店舗が2015年11月29日(日)をもって、35年の歴史に幕を閉じた。店舗を拡張する前は強電系パーツが豊富で、拡張後は7セグメントディスプレイなど、ここでしか手に入らないパーツも多かった。秋葉原に行ったら必ず寄るショップの1つとして、在りし日の様子が偲ばれる。
「有限会社 鈴商」の創立は1985年(昭和60年)3月1日だが、店舗としては遡ること5年、今回35年の歴史を閉じた。近くにはお馴染みの「秋月電子通商」や「千石電商」があって、ちょっと足を伸ばした場所に店舗を構えていたため、電子工作ファンに人気だった。
同社の電子部品通販サイトには、以下の案内が記載されている。
【鈴商からのお知らせ】
11月29日をもちまして店舗営業は終了しました。
12月より通信販売のみ営業になります。
35年間のご愛顧、誠にありがとうございます。
今後の情報はHPにてお知らせ致します。
宜しくお願い致します。
鈴商のWebサイトには「店内写真」として、秋葉原(東京都千代田区外神田1-6-1 外神田ビル1階)あった店舗の営業当時の画像がいくつか紹介されている(11月30日現在)。今回の店舗閉店で、「電子部品の入手がまたしずらくなった」と嘆くファンも多い。
なお「12月より通信販売のみの営業」ということなので、パーツの入手は今後も可能だと思われる。詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
↓東京・秋葉原に店舗を構えるショップが次々に閉店していった
JR総武線のガード下にある「秋葉原ラジオストアー」、64年の歴史に幕
<秋葉原で相次ぐジャンク店の撤退>ニュー秋葉原センター内の老舗ジャンク・パーツ店「国際ラジオ」がひっそりと廃業
●関連リンク: 有限会社 鈴商