無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
地下鉄青葉山駅周辺 (2015/12/19 18:56:07)
今月6日に開業したばかりの仙台市営地下鉄東西線に乗って、青葉山駅下車。駅周辺で無線運用に適したポイントがないかどうか、探索してきました。仙台駅で南北線から乗り換えること19分。川内駅から急こう配を登るため、耳が詰まってしまいました。地下鉄で山に登るとは妙な気分です。地中深く34m(ビル6階相当)のホームから、二つの長いエスカレーターで地上へ。東北大学青葉山キャンパスの一角にある出口は、駅前広場として整備され、かつてゴルフ場だったところに新しい大学施設が立ち並んでいました。
東西線青葉山駅
駅前広場
駅前広場からさっそくDPR3にてホーム待機のXを呼んでみましたが、何の応答もなし。標高200mほど、いつもの大年寺山より高いはずですが、仙台市街地は建物にブロックされているようです。駅前を後に、少し高台になっている方向に歩いてみると、東に太平洋が見えてきました。建物の屋上とほぼ同じ高さ。再びホームのXを呼んでみると、今度はすぐに応答があり、メリット5、アンテナバー2本で交信成立。ここで、145MHzデジタルおよびDCR(DPR6)にてCQを出したものの、応答はありませんでした。
キャンパス前の旧ゴルフ場
さらに先に進むと、雑木の中に北方向が少しだけ見晴らせる場所がありました。旧ゴルフ場の最上部あたり、駅前の施設群はすでに下に見えています。145MHzDVにて再度CQを出したところ、JP7IEL局(大崎市)、JJ7CND局(若林区)の両局に応答いただきました。JP7IEL局と5Wで59-57、JJ7CND局と100mWで59-59。交信中、DCRメインにて大崎市加護坊山移動のミヤギNM81局からのCQが聞こえQSY。メリット5、双方1Wでもアンテナバー2本。これなら特小もいけるのでは?ということで、10mWメリット5で交信成立となりました。松の木や低木があり、また、建設中の建物もあり、条件の良い場所ではありませんが、伝搬的にはまずまずかな、といった印象です。
運用場所より 東方向
北方向
見渡したところ、ここより標高のありそうな場所は見当たりませんでした。でも、南方向の見晴らしのきくポイントはあるようです。今日はここまで。東西線開業により手軽に来れる運用場所が一つ増えました。機会をみて、さらに周辺を探索してみたいと考えています。本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
SUPER ROD-2+ラジアル直付け
execution time : 0.025 sec