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大年寺山公園移動 SUPER ROD-2 GP仕様 (2015/12/20 18:13:45)
本日も大年寺山。複雑な抑圧を受ける山頂部を避け、東側の公園にて運用。サガ電子のロッドアンテナSUPER ROD2に3本ラジアルを取り付けGP仕様で使ってみました(145MHz)。
以前も書いたとおり、このロッドアンテナ単体をハンディ機に取り付けただけではSWRはなかなか下がってくれません。ラジアルを1本付けるだけで、Sが2~3個上がります。ホーム室内にてさまざま試したところ、ラジアル3本でなんとかSWR1.5に収まり、それ以上増やしても変わらず、でした。ロッドエレメントも3cmほど縮めることでマッチングがとれるようです。それでも1.4以下に下がることはありませんでした。
GP仕様といっても、100円ショップのステンレス針金50cmを3本、ラジアルリングに取り付けただけです。現地にて念のためSWRをチェックしたところ、室内と変わらず1.5。
FMにてCQが聞こえた岩手県一関市移動局に2.5Wにて応答したところ、コールバックなし。こちらには56で入感。やはり送信は今一つ? 5Wにアップして、59のレポートをいただきました。2.5W時は信号が入ったことはわかったものの、了解できなかったとのこと。続いて加護坊山移動局、こちらは双方100mWで59でした。ほぼ見通しなので当然ではありますが・・・。
デジタルDVモードに切り替えると、JA7RTG局の交信が聞こえてきました。今日の移動地は柴田町の羽山。100mWで交信中のようで、こちらにはケロケロ寸前の信号で聞こえていました。終了後お呼びし、2.5Wにアップしていただき52。大年寺山との距離は20kmほど、いくらなんでも弱すぎるのでは? 双方でポイントを探したところ、信号が上がり、5Wで56、1Wで52のレポート交換となりました。
寒河江市固定のJJ7EMR局との交信。145.300で55-55の良好な伝搬を確認したものの、サブに移ったとたん、まったく復調なし。周波数を変えても同じ結果に。再度、145.300に戻ると55で復調という現象が・・・。アンテナの不調かと思い、RH770に換えてみたところ、現象は同じでした。アンテナのマッチングなどにより、サブに移ったとたん了解できなくなることはアナログでもあることですが、デジタルの場合は気配すらなくなってしまいます。交信後、別の局からのインフォによると、双方の信号をサブでも問題なく受信できたそうです。位置関係の微妙なミスマッチなのか、それにしても145.300のみでなぜ交信できたのか? 謎は今後の課題ということにしてファイナル。
交信中、何度かRH770と交換してみました。SUPER ROD-2+3本ラジアルの方がS1~2上がります。ただ、ベストポイントを探せば、違いという程でもありません。あえてGP化しなくとも、ハンディ機直付けの1本ラジアルの方が機動力があって使いやすいかな、との印象でした。
本日も交信いただきました各局さま、ありがとうございました。
<145DV> DVのみ記載
・JA7RTG局 柴田郡柴田町 羽山 52-52(1W)
・JJ7EMR局 山形県寒河江市 55-55(5W)
〈DCR〉
・ヤマガタSA88局 山形県寒河江市 5-5
・ミヤギRM34局 大崎市加護坊山 5-5
・ミヤギOS147局 大崎市江合川 5-5
・ミヤギIT03局 石巻市上品山 5-5
・ミヤギTM109局 仙台市宮城野区 5-5
〈特小〉
・おかざきKG295局 仙台市太白区 太白山 5-5
・ミヤギIT03局 石巻市上品山 M5(ワッチのみ)
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