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feed 業務無線家な日。 (2015/12/21 12:35:39)
 このブログを見てくださる方の92.17%くらいの確率で、自称「アマチュア無線家」だったり「フリラ無線家」だったり、トカチAA180局が提唱する「ハイブリッド無線家」だったりするかと思います。

 まー私自身は便宜上言うことはありますけど、言いませんがね(笑)

 とりあえず2週連続朝から深夜まで「業務無線家」状態にございます。

 
イメージ 1

 SR、CR、DCR登録局、地域振興(デジタルMCA方式)に今日も囲まれ、ある種のフェチなら(´Д`;)ハァハァなんでしょうな。
 写真に写っている以外のモニターにも囲まれておりますわ。
 実際思うところがありまして
 「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」
 って名台詞ありましたけど、実際会議室の方が事件かと思いますね、何かと(笑)

 ってかこんなんやってる場合じゃないんですよ。今やらねばならんのは羊○丘のアレですよ(違)
 情報によると、若干レピーターが若干傾いているとのことですので修正に行きたいんですけど、今日の夕方くらいまでここから動けず。
 とりあえず今日はずっとワッチしておりますから、お時間がある方は豊平レピでお声がけ願いますね~。事件は終わっておりますから基本応答可能でございます。

 んで、昨日トカチAA180局よりカーチャンク&レスポンスを頂きました。
 レピーター機器設置箇所の高度なお話なのですが、どう考えたって無線をやっている方全員が「高いところにアンテナを設置すりゃ飛ぶ」という事はご存知でしょうし、少しでも高いところにアンテナを設置したくてウズウズしているかと思うんですよ。
 今回設置のレピーターも、比較的高所に設置されているため単純に「飛ぶべなー」って感じだったのですが、設置箇所近隣がダメ(笑)
 トカチAA180局のカーチャンク結果もその通りとなっておりますな。

 アマチュア無線のように高出力(10W程度)であれば、それはそのままの結果になるかと思います。
 UHFにおける回折は基本的に期待できませんけれど、全くしないわけでもないですし、多少の反射波もあるでしょうからとりあえず高さなりの通信は可能だったりするアマレピーターに対し、回折なんぞありえないだろうって感じの特小レピーターとの差が夕張と新豊平には顕著に出ている感じがします。

 夕張も新豊平も夕張は山頂付近から10mH、新豊平は丘の上の小屋の上に設置となっております。
 おそらくですがここに問題があるんです。地平線が見えるようなとこにアホみたいに高いタワー等を建てて特小レピを設置すりゃ、どこまで飛ぶんだろ?ってくらい飛ぶかと思います。
 ただ夕張の場合由仁等で最も強力に通信ができるものの、夕張の市役所周辺等はカスカスです。これは山の麓過ぎて木々、地形等の影響で「見通し」ではなくなっている為でしょう。特小だけではなく、同所に設置してあるアマレピーターでも結構麓は弱いんですよね。

 新豊平は「丘」です。形状的に、展望台やら駐車場あたりはほぼ高度が一緒ですが、そこからなだらかに全方向とも低くなり、途中で一気に高度が下がります。

イメージ 2

 理論的にこういう事になっているんですよね。
 一番高いところの角の部分に設置できれば不感地帯が更に減るはずですが、ク○ーク博士の手にレピーターを持たせるでもしないとそんなこと出来ません(笑)

 もちろんUHFであろうと多少は回折もするでしょうし、反射だってするでしょうから上記の図のとおりになりはしませんが、概ねこんな感じになっているかと思います。
 
 この理論上不感地帯とされる部分が豊平区になるはずです(笑)
 トカチAA180局のカーチャンクの結果に近似するかとも思えますが、まーとりあえず離れないと使えん可能性が高いってことになりますかね。
 救いなのが、豊平近辺に確認出来ているフリラが少ない事なんですが(爆)

 ちなみに、豊平東の位置的には丘の急激に高度角が激しくなるところの角あたりであった為、豊平区内の理論上不感地帯が0になるわけです。
 ただし、ここの場合清田側は札幌ドームにより完全に遮られる上に、福住から西の中高層マンションの影響で美園に入るくらいで電波が途絶えるか、上空を越えて遠くは篠路等に飛んでいたなんてことになります。

 よってローカルでも長距離でも使えるようにする為には、タワー的に高い箇所にレピーターを設置する等の措置が必要になるんでしょうね。
 山とか丘はどうしても地形的な要素が絡んできますからねぇ~

 なんて状態な新豊平ZoomZoomレピーター。
 前述の通り、豊平フリラが少ないのでこれでもいいかなって思っていますけど(笑)

 こういう事を実習的に身を持って体験できるのは楽しいね~
 って事にしますわ、とりあえず(笑)
 んで、豊平区内で利用者が増えてきたら自宅にまた設置すりゃいいかと。
 
 アマチュアではさすがにもっと回折やら反射も増えるはずなので、豊平区内でもバッチリ使えるんじゃねぇの?とは思いますけど、事前にやっぱり調査しなきゃですよねぇ~
 WIRES-Xを430MHz帯アナログでしばらく運用させてみて、実用範囲をみてみるのはアリかな~


 夢と妄想は広がるばかりです(笑)

 最後に一つ。

 DCR秘話コード27144の話が結構出ているようですが、基本的にはよろしくない感じがしております。
 近距離間ならいいかもですけど、今回DCRを契約先から渡されて使いました。
 秘話を入れている状態と切った状態では入れている状態だと使いものになりませんでした。
 受信しちゃってる目的外通信相手方の電波が弱ければキャリアセンスが働かないで送信できるからいいでしょ?的はお話もあったんですけど、とにかく復調が確実に出来なくなる事が多くなるんです。

 どういう事かというと、100%クリアに電波を受信している状態であれば秘話がかかっていようがいまいが関係なく復調できます。
 秘話がOFFであれば、仮に10%程度の電波を受信してケロケロ言いながらでも復調できるものも、秘話ONであればほとんど復調が出来なくなるケースが高くなります。

 厳密には違いますけど、DCRは音声をデジタル化して送出しているデータ、ユーザーコードのデータ、そして秘話のデータが同時にPTTを押す事で送られるわけですわ。
 これらが全て受信出来て、初めて復調されるシステムがDCRなわけで、電波が弱めな場合ですと秘話のデータが受信出来ない=復調されない って事が多々起きます。ケロケロすら言いません。

 私も今回体験出来ましたが、秘話のON、OFFっぷりで有効利用圏内は倍以上変わってきます。これは業務ユース間では有名な話です。
 ここらへんが「デジタルは飛ばない」と言われる所以です。
 デジタルを導入する際に(デジタル免許局)、機能的に秘話を入れようって思うユーザーは多々いるそうです。それでデジタルがあまりにも飛ばないっていう人が多く、販社あたりも検証した結果秘話を解除するとアナログより飛んだ!ってなっちゃうんですよね。
 業務の一般ユースは、スケルチがどーたらとかそんなのわかりませんし、アナログで電波が弱くなるとノイズが増えて聞き取りにくくなる=聞こえないになります。
 ただデジタルは元々アナログより聞こえにくく感じるものの、電波がある程度弱くなっても音質自体にそこまで影響はありません。
 アナログでM3程度のものも、デジタルではM5になりますから結果「デジタルの方が飛ぶ」と感じられるのでしょうね。
 弊社の免許局のDCRなんて面倒くさいから初期設定(UC 000,秘話無し,他自局表示機能等も一切無し)にしておりますが、それで高い明瞭度を確保出来ています。
 仕組みが一緒のDCR登録局ですから当然そうなるんですがね。

 比較的遠方に飛ばしてみたいDCRでのCQとなると、秘話設定は足枷になるんじゃないかねぇ?って思います。
 どうしてもってことならば、UCの統一の方が全然いいような気がしますね。
 UCの検証はしたことないですけど、聞いた話だとUCの初期設定は"000"で送出されているってことですから、何にしても同じだろと。

 という見解でした。

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