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2015年、今年飲んだお酒たち(栃木・仙禽編) (2015/12/28 6:38:06)
今年飲んだお酒たち。
2015年も一番たくさんいただいたお酒は東北地方のお酒でした。
中でも新政は15、6本とダントツでした。
その次にたくさんいただいたのは、栃木県さくら市の仙禽です。
そこで今回は栃木県のお酒たちを紹介していきたいと思います。
2015年も一番たくさんいただいたお酒は東北地方のお酒でした。
中でも新政は15、6本とダントツでした。
その次にたくさんいただいたのは、栃木県さくら市の仙禽です。
そこで今回は栃木県のお酒たちを紹介していきたいと思います。
まずは仙禽クラシックシリーズから 「クラシック仙禽 亀の尾 生酛」 です。
このお酒は1年前の年越しキャンプ用に買ったもので、大晦日から元旦にかけて真冬のキャンプ場でいただきました。 (その時の記事はこちら)
初めての仙禽でしたが、女房も自分もいっぺんでファンになってしまいました。
次にいただいたのは 「仙禽 亀の尾 2015 Nouveau(ヌーボー)」 です。
大好きな瑞々しい梨のような香りがとても印象的なお酒でした。 (その時の記事はこちら)
3本目の 「仙禽 無垢 2015 Nouveau」 は、ドメーヌさくらののひとごとちで醸したお酒です。
前の2本はドメーヌさくらの亀の尾を使っていましたが、今回はひとごこちです。
仙禽の個性豊かなラインナップの中では定番の位置づけらしいのですが、今回は火入れをしていない生酒です。
中取りの無濾過生原酒は仙禽の美味しいところ取りといった感じで、本当に美味しいお酒でした。
続いて 「仙禽 雄町 2015 Nouveau」 です。
先ほどの無垢がひとごこちであったのに対し、こちらはドメーヌさくらの雄町を使って醸されています。
雄町は数ある酒米の中でも自分にとっては大好きなお米です。
もちろん無濾過生原酒の中取りです。
仙禽の中ではクラシック仙禽亀の尾生酛に並んで一番力強さを感じるお酒です。
仙禽の5本目は 「仙禽 赤とんぼ 秋あがり」 です。
5本目にして初めて山田錦です。
もちろんドメーヌさくら。
かわいらしいラベルからは想像の付かないしっかりとした味わいあるお酒に仕上がっていて驚きです。
甘さはもちろん仙禽のそれですが、なんというか瑞々しいフルーティな感じだけではなくちょっと濃厚な甘さも感じて口の中で複雑に混ざり合います。そして最後は仙禽らしく爽やかな酸が優しく締めてくれ、次の一杯へとつないでくれます。美味しいです!
仙禽の6本目は、クラシックシリーズの 「クラシック仙禽 山田錦」 です。
クラシックシリーズの販売は全国でも25店舗の特約店だけでの販売とのことです。
近所にその特約店があるのはとても幸せです。
クラシックシリーズの特徴はまず原酒でありながらアルコール度数は14度と低めであること。
そのため飲み疲れを感じないで身体にも優しいです。
また、お米の特徴、個性を、より引き立たせると言われており、山田錦の素晴らしい部分が手軽に楽しむことが出来ます。
この日は北海道出張でいつもお土産にしている佐藤水産の数の子ゴロゴロ松前漬けを肴に一杯いただきました。
昆布の風味とイカ、数の子が濃い味付けで仕上げられた松前漬けにまったく負けない力強いお酒でした。
最後はRX60という赤ワイン酵母を使って醸した 「仙禽 Dolce Rosso(ドルチェロッソ)」 です。
これは日本酒であって日本酒ではない感じのするお酒です。
よく日本酒っぽくない、凄くフルーティな感じとか言われるお酒がありますが、このお酒ほど日本酒を意識しないで飲むことが出来るお酒があるでしょうか。
目隠しして飲んだら「ワイン」と間違える人が何人もいると思います。
それくらいワインに近い特徴を引き出しているように思います。
先日紹介した鳩正宗のワイン酵母仕込みや同じ栃木県の鳳凰美田にもワイン酵母を使ったお酒がありますが、どちらかというと鳳凰美田に近い感じがいたします。
しかし鳳凰美田と比べるとこちらの方がややライトな感じで、実際のところアルコール度数も13度と控えめです。
しかし赤ワイン特有のスパイシーな味わいも感じることが出来て、とにかく一度飲んでみる価値のあるお酒です。
このお酒のラベルには「hana wa saku」と表示されています。
仙禽自身が東日本大震災で被災した経験もあり、今年も売り上げの一部を義援金として東北支援のために活動するとのことです。
これからも応援していきたい酒蔵の仙禽。
女房も自分も新政とならんで最も好きなお酒のひとつです。
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