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2015年、今年飲んだお酒たち(北信越編) (2015/12/28 17:59:49)
2015年に飲んだお酒、次は北信越地方のお酒を紹介します。
石川県というと天狗舞や手取川、常きげんといった有名どころが目白押しですが、今年私がいただいたのは能登の御祖酒造が醸す遊穂です。
遊穂の穂は生まれも育ちも東京世田谷っ子の現蔵元藤田美穂さんの穂、稲穂の穂から、あとUFOからの当て字とも(笑) (遊穂と美穂さんのお話はこちらの「能登スタイル」さんのリンクへどうぞ)
なかなか置いてある酒屋さんを探すのは難儀いたしますが、酸味がありながら米の美味しさを味わうことのできるお酒は食中酒としてもイケてしまうほど素直なお酒だと思います。
来年はもっとたくさんの遊穂に出会えるといいなあ。
昨年12月初めにはせがわ酒店のグランスタ店に寄ったところ、ちょうど蔵から出して二日しかたっていない 「越後で候 しぼりたて原酒」 をたくさん抱えてやってきた蔵人の方が試飲会を開いていて、一口飲んだところその美味しさとコストパフォーマンスに驚いて、赤白セットで購入してしまいました。
そちらでお会いした時にはすでに赤白ともに無くなっていましたので、追加で購入したのは言うまでもありません。
今年もすでに酒屋さんに並んでいますので、年内に仕入れておきたいと思っています。
ちなみに赤と白、女房と自分の好みはコストパフォーマンスが秀逸な本醸造の青です。
普段、純米以外はめったに口にしない自分でも、この越後で候の青はイケます!
次は長野県の小布施ワイナリーが醸す日本酒、その名も
ソガペール エフィス セットゥ(7) サケエロティック です。
ワイナリーといい、酒のネーミングといい、ボトルデザインといい、本当にこれ日本酒?
って思っちゃいます。
けれども地元長野県産の美山錦を100%つかって59%に精米して醸した生酛造りの立派な生酒です。
裏ラベルの文句も面白いです。
「エロティックというエキセントリックな名は、世にギミックと揶揄されるでしょう。が、辛い恋慕や狂おしい恋愛を経た大人の男女しか解らない小布施の酒の香味はオコチャマの大人に間違ってあるため敢えて刺激的にしました」 とのことです。
雪と厳寒でワイン畑の仕事が出来ない数週間にしか造られないSAKE。
来年もいただいてみようと思います。
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