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feed <12月28日に大規模な磁気嵐が発生!2日半後に地球へ到達>太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)、12月31日に「18」まで下降 (2016/1/2 8:30:12)

2015年12月28日に太陽フレア(表面の爆発現象)の影響で大きな磁気嵐が発生し、2日半後の31日に地球へ到達した模様だ。同日、太陽黒点数は「18」に下降。直近では10月9日に記録した「11」に続く低い数値だ。「N0NBH Solar Banners in QST Magazine」は、短波帯のコンディションを「poor(悪い)」と伝えている。

 

 

 

「70」以上まであった太陽黒点数(SSN)が、12月31日(木)に「18」まで低下(同Webサイトから)

「70」以上まであった太陽黒点数(SSN)が、12月31日には「18」まで低下

「N0NBH Solar Banners in QST
Magazine」の情報をみると、短波帯は「poor(悪い)」、超短波帯で「bad closed(バンド閉鎖)」と表示

「N0NBH Solar Banners in QST Magazine」の情報をみると、短波帯は「poor(悪い)」と表示

 

 

 この数か月間、太陽黒点数(SSN=サンスポットナンバー)は100を切る状態が続いている。2015年が終わるタイミングで「18」まで下降した。また12月28日に発生した太陽フレアの影響で磁気嵐が発生し、高緯度地域での大規模なオーロラ発生を予測しているサイトもある。

 

 冬型のコンディションとなっている現在、21MHz帯や28MHz帯ではヨーロッパ方面が厳しい状態の日が目立つ。DXクラスタによると、2016年1月1日の21MHz帯では東南アジアや太平洋方面に混ざって、メキシコやアルゼンチン、ブラジル、カザフスタン、トルコ、イタリアなどのリポートがあがっていた。また28MHz帯は北米から中南米方面のリポートがあり、50MHz帯でも米国カンザス州のN0JKが、12月31日23:48UTC(日本時間1月1日08:48JST)に、宮崎県のJA6YBRビーコンをF2伝搬によりRST579で受信したという、この時期には珍しいリポートがアップされていた。

 

 1月3日から30時間にわたり、80/40/20/15/10mバンドでARRL主催の「2016 ARRL RTTY Roundup」が開催される。各バンドのコンディションが気になるコンテスターも多いだろう。

 

 

↓コンテスト記事はここをチェック!

<24時間以上の運用は不可>RTTYで交信を競う!「2016 ARRL RTTY Roundup」が1月3日(日)から30時間にわたり開催

 

 

 サイクル24も下降期に入り、月次平均SSNは徐々に低下している。「宇宙天気情報センター」の発表による「今後12ヶ月の黒点数の予測値」でも、1か月ごとに数値が下がると予想している。

 

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「太陽黒点情報 ?
宇宙天気情報センター」のWebサイトに表示されている2015年12月31日の太陽黒点映像。わずかに右下に黒点が確認できる

「太陽黒点情報 宇宙天気情報センター」のWebサイトに表示されている2015年12月31日の太陽黒点映像。わずかに右下に黒点が確認できる

「70」以上まであった太陽黒点数(SSN)が、12月31日(木)に「18」まで下降(同Webサイトから)

「70」以上まであった太陽黒点数(SSN)が、12月31日(木)に「18」まで下降

2015年7月以降の太陽黒点数(SSN)推移

2015年7月以降の太陽黒点数(SSN)推移

 

 

 

●関連リンク:
・太陽黒点情報 – 宇宙天気情報センター
・宇宙天気ニュース
・N0NBH Solar Banners in QST Magazine

 

 

 


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