無線ブログ集
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バスケットコイルを使ったゲルマラジオ その7 (2016/1/3 9:03:03)
部品がそろったので、バラックで組んでみました。
<倍電圧検波>
ダイオードを2つ使った倍電圧検波にするとやはり電圧が上がります。残念ながら音量はそれほど変化しませんが。
ダイオード 1個 3.7mV
ダイオード 2個 6.2mV
<アンテナコイルと同調コイル>
真ん中の同調コイルに左側のアンテナコイルを近づけると電圧が上がって音量も上がり、離すと電圧が下がって音量も下がります。でも近づけすぎると電圧が少し下がるので、ちょうど良いポイントを探ります。
近づけた時 3.9mV
離した時 2.8mV
<トラップコイルと同調コイル>
真ん中の同調コイルに右側のトラップコイルを近づけると電圧が下がって音量も下がり、離すと電圧が上がって音量も上がります。
近づけた時 4.5mV
離した時 7.0mV
トラップコイルのバリコンを動かすとラジオの音量がストンと下がる所が見つかりました。この付近でアンテナコイルや同調コイルのバリコンを調整したり、コイルの距離を調整したりすると、混信していたNHK第一と山陰放送をほぼ完全に分離して聞くことに成功しました。
後はタッパーにケーシングして、配線したら完成です。ほぼ見通しが立ったので、冬休みの宿題はここまでで終了にします。
ではまた
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