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東京消防庁の出初式に行ってきた (2016/1/6 22:24:00)
1月6日ちょっと遅めの正月休みを取り、東京消防庁の出初式に行ってきました。
早朝4時27分勝田駅発の常磐線始発列車に乗って、出初式会場の東京ビックサイトへ。
7時30分東京ビックサイト東棟に到着すると、開場前なのにすでに入場待ちの長蛇の列。
一般観覧席は先着順自由席で満席になり次第入場規制になってしまうので、始発列車で来て正解でした。
オープニングパレード。
会場パノラマ写真。
舛添東京都知事の訓示。
今年の出初式の目玉は出初式開催日の1月6日に正式発隊する航空消防救助機動部隊(エアハイパーレスキュー)の発隊式です。
隊長へ部隊旗の授与。
一昨年導入した大型ヘリコプターに搭載の放水銃による放水。
新規導入の救助バスケット。
乗っているのはダミー人形のようです。
部隊行進。
なかなか見る事ができない特殊救急車スーパーアンビュランス。
江戸時代から続く伝統のはしご乗り。
公開訓練は大地震が発生して火災と建物の倒壊が発生したという想定でした。
特別消火中隊現着、放水開始!
石油タンクで火災発生。
現着!水利部署ホース延長。
水利部署からホース延長が無駄のない素早い動作で、ちょっと目を離している間に放水隊形が出来てました。
操法大会に出場したら優勝できるでしょうね。
大爆発が発生!
屈折はしご車の援護により無事鎮火。
屋上に252発見!
ホイスト救助により救出完了。
はしご車の演技と一斉放水でイベントは終了。
開場では466MHz帯アナログ署活系と150MHz帯の方面B波、航空隊カンパニー波が使われてました。
展示棟では車両の展示。
首都を守る消防組織なので、特殊な車両が多いですね。
気になったのが、このポンプ車のスペック。
2トン車サイズのボディーなのですが、900リットルの水槽を搭載しているので車両総重量が約7トンもあります。
普通の2トントラックの倍の重量です。
隊員さんに聞いたら、やはり車両重量が影響し加速が悪いそうです。
東京消防庁のデジタル無線は、全国に先駆けてTDMA方式の独自規格で導入したので、他府県のデジタル無線と互換性がない物でしたが、全国統一規格のSCPC方式の車載機の導入も進んでいて、東消規格TDMAと全国規格SCPCの2台搭載になっていました。
指揮車のSCPC機ですが、アンテナ線が繋がっていないのでまだ運用開始していないと思います。
こちらは救急車の東消規格TDMA車載機のハンドセットと、SCPCセパレート機の本体部です。
SCPC機は日立国際電機のリース機のようです。
ポンプ車のAVM車載機。
機関員の注意事項でしょうか?
本日のお土産。
トートバックは入場するときに、パンフレットと一緒に配布されてました。
会場限定のエアハイパーレスキュー発隊記念スポーツタオルは1600円でした。
ネックストラップは観覧席に再入場する際の目印として使ってましたが、裏面に東京消防庁のデータが印刷されてます。最近流行ってるダムカードみたいですね。ぜひ全国の消防本部のカードを作って欲しいです。
さすが全国最大規模の消防組織東京消防庁。予算のかけかたが違います。
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