無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
バスケットコイルを使ったゲルマラジオ その8 (2016/1/10 10:47:16)
<フィードバック回路>
前回バラックで回路を組んだ際、間違えて、ダイオードのアース側をつなぎ忘れていました。すると通常より音量が大きくなっています。回路をよく見ると検波された高周波がアースに落ちず、そのままループになってぐるぐる回っています。トランジスターを使っていれば発振してアウトになるのでしょうが、ゲルマラジオなので、そんなに歪むこともなく、純粋に音量が上がっています。
こんな回路は本で見たことがないので、これって発見かも! スイッチをつけて切り替えられるようにします。なんかサンタナのフィードバック奏法みたいですね。厳密にいえば音が歪んでいるのでしょうが、気にならず、「ディストーション」というより「軽くクランチ」って感じでしょうか(笑)。
検波後の電圧を測ってみると、
通常回路 音量4 電圧5.1mV
フィードバック回路 音量5 電圧7.5mV
電圧も上昇します。
<短波ラジオ>
短波も聞いてみました。アンテナコイルで誘導結合すると、中波が混信したので、同調コイルに直接アンテナを入力してやってました。タップを変えてみると、北京放送(5.985MHz)が聞こえます。まあまあ十分な音量です。
<配線図>
レイアウトと実体配線図を考えました。本日はここまでにして、作製は明日にします。
ではまた
execution time : 0.016 sec