アイコム株式会社は2016年2月18日、新製品のHF/50MHz帯コンパクト機であるIC-7300の新ファームウェア、「Version 1.11」を同社サイト上に公開した。電源OFF時の受信回路保護機能の追加のほか、スペクトラムスコープの感度向上など3項目の改善が図られた。同機種の新ファームウェアの公開は2月5日のVersion 1.08に続いて2回目。

IC-7300（アイコム提供写真）

●IC-7300の新ファーム（Version 1.11）

おもな変更点：

・電源OFF時に受信回路を保護する機能を追加
　（電源OFFの操作でアンテナと受信回路を切りはなします）

・スペクトラムスコープの感度向上

・特定条件下でスペクトラムスコープに定在ノイズが見える現象を改善

・高温下で発生することのあった受信音のひずみを改善

IC-7300のファームアップは、SDカードを使用して行うことができる。詳細は下記関連リンクを参照のこと。

●関連リンク： ファームウェア/ドライバダウンロード・IC-7300（アイコム）