無線ブログ集
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最終号です (2016/2/21 16:17:31)
昨日20日より交通新聞社から発売されている「道内時刻表」を買ってきた。
来月26日の北海道新幹線開業前に、現行の営業形態を記した時刻表としてはこれが最後の発売となる。
過去にも新たに節目の事案がある場合には、その前月発売の時刻表を買っている。直近で言えば2年前のJR江差線の木古内~江差が廃止になった時の時刻表だ。今回は線路自体は残るものの、その残った五稜郭~木古内間のJR江差線も消滅して三セク化される事になる。
細かく言うと、新幹線開業後の新幹線と特急列車の接続の関係の時刻は別記で掲載されているので、こちらの利用に関しては今月号を買っても何ら支障はありません。
来月19日に発売の時刻表は在来線を含めて完全に新幹線開業後のダイヤ改正の内容しか掲載されていないので、全国版を含めて本当にこれが最後の発売となってしまいます。ローカル線も含めた新ダイヤ掲載の来月号も購入を予定しています。
尚、同じ交通新聞社から新幹線開業後の新ダイヤを含めて青函の歴史の史料が付録となっている「JR時刻表の上製本」が数量限定で発売されています。
これを買おうか悩んだんだけど、4,000円を超える価格と3月25日までの旧ダイヤは掲載されていない本であることの理由で私は購入しませんでした(-.-) 告知から1か月以上経ってもまだ購入可能とは、あまり人気が無いのでしょうか?(^_^;)
財政事情に厳しいJR北海道の大ナタを振るった今回のダイヤ改正。過去に例が無い程の内容であり、特にローカル線利用者にとっては列車や駅の廃止で利用が困難な場面も出て来ており、その不便さが新聞にも報道されています。
私の近くで言えば北に80㌔程にあるJR函館本線の「鷲ノ巣」駅が廃止される事。八雲町の八雲駅の北隣にあり、国道5号線と八雲バイパスの合流地点の直前にある駅です。普通に車で通ってもそこに駅があるとは殆んど分からない笹薮の奥にある場所で、小さな小屋が建っているだけの駅。付近には倉庫が数軒だけで人家は見当たらなかったんだけど。
バスと違って乗降客が居なくても列車は停車しなくてはいけませんし、駅で使用する電気代や冬期間の駅の除雪等の維持費用も小さくはありません。
先日新聞報道で道内路線の収支状況がJRより発表されたのですが、ドル箱路線と思われる札幌~新千歳空港間でも赤字路線だそうで、JR北海道内の路線は全ての路線が赤字となっています。
20年以上前に国鉄からJRに経営分離されたのは失敗ではなかったと思うのは私だけでしょうか? あの時から赤字路線は結構あって廃止されていったワケなので、JR化でそれが改善されるとは思っていませんでしたから・・・(-_-;)
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