無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
<2017年12月15日で受付修了に>JVCケンウッド、リニアアンプ「TL-933」の修理対応終了を発表 (2016/2/23 21:30:17)
株式会社JVCケンウッドは2016年2月23日、同社が2008年まで販売していたHF/50MHz帯リニアアンプ「TL-933」の修理対応を、保守部品の調達・修理が困難な状況になったとして2017年12月15日の受付分で修了することを発表した。
JVCケンウッドのTL-933はHF/50MHz帯の1kWリニアアンプで、2001年8月から2008年6月まで販売された。販売台数は2006年6月の時点で「81台」と公表されている。
同製品はJRC(日本無線)の「JRL-3000F」のOEMと言われ、両者はロゴマークなどを除くと同じデザインになっている。すでにJRCはJRL-3000Fの修理対応を2017年12月15日受付分で修了することを発表しており、今回のJVCケンウッドの発表はそれと足並みを揃えたものと見られている。
今回のJVCケンウッドの発表から抜粋して紹介しよう。
★リニアアンプTL-933 の修理対応終了について(JVCケンウッド)
弊社が2001年8月から2008年6月まで販売しておりましたHF/50MHz 1kW リニアアンプTL-933 は、販売終了後長期間が経過していることから保守部品の調達・修理が困難な状況となってまいりました。
つきましては、2017年12月15日をもちましてTL-933 の修理受付(調整・点検等も含む)を終了させていただきます。なお、部品の在庫状況等によっては期日以前に対応を終了させていただく場合もございますのであらかじめご了承ください。
皆様のご愛顧に対し改めて厚く御礼申し上げますとともに、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
●関連リンク:
・リニアアンプTL-933の修理対応終了について(JVCケンウッド)
・TL-933 生産完了商品(JVCケンウッド 商品情報)