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20160225 その特小機は10mW? (2016/2/25 0:13:59)
特定小電力無線電話の出力は10mWというのはライセンスフリー無線をやってる人には当たり前のことなんですが、10mWと信じて使っているものの実際に10mWなのか?とふと思いました。固定アンテナなので測定するには分解して出力ラインから取り出してQRPP用の出力計で計るしかありません。QRPP用のミリワットを計れる出力計も持ってませんし、第一に技適機である特小機を分解したらダメですので。そこでシャックに有ったアルインコDJ-P23L一台とDJ-R20D二台を取り敢えず簡易電界強度計で間接的に比べてみました。
結果はDJ-P23Lのメーターの読みを100とすると、DJ-R20Dの一台が90、もう一台のDJ-R20Dが80という結果でした。経年によるバラツキなのかどうかわかりません。できるだけ干渉しないよう気を付けて複数回計りました。
出力がよく出てるDJ-R20Dのほうがレピーターにアクセスし易いかと言えばそんなこともありませんでした。実は出力がよく出てるDJ-R20Dのほうがシリアルがかなり若くて古いので、もしかしたらトーンがボケているのかもしれません。これもそのうち検証してみたいんですが。
劣化に気付かないまま使っていては貴重な交信機会を逃すかも知れません。古いリグを数台所有しているなら調子の良いリグを選別しておくとか、一度メーカーさんでメンテナンスしてもらった方が良いのかも知れませんね。
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