無線ブログ集
メイン | 簡易ヘッドライン |
ロングワイヤーを張ってみた (2016/2/28 21:53:52)
ここ数日、ダイレクトコンバージョン受信機を作って遊んでます。短波帯ローバンドを聞いて楽しんでいるのですが、アンテナは部屋のカーテンレールに引っ掛けた1mそこそこのビニール線。まぁこれでも隣国の強烈な電波は充分に受信できるのですが、長いワイヤーにしたらもっと良く聞こえるかな?ということで屋根の上にワイヤーを張ってみました。
しかしベランダの狭さとワイヤーの重さとでなかなか屋根の頂点を越すことができず、転がり落ちて戻ってきてしまう。そこでワイヤーではなく釣り糸を結び、タオルも濡らして重くした状態で投げたらやっと向こう側へ落ちてくれました。あとは釣り糸にワイヤーを縛り付けてたぐり寄せればOKです。
もうね、溢れ出まくる芸術センスが隠しきれない図でスイマセン。なんとなく雰囲気は分かってもらえるでしょうか(^^;)
賃貸なのであまり派手にできないため、細い黒のビニール線を屋根に這わせたステルスアンテナです。ベランダの向かって右側には電灯線の引き込みがあるため盛大なノイズが入ってしまいます(50MHzのホイップはこの近くに設置せざるを得ず、AMは使い物になりません・・・T_T)。
そこで電灯線を極力避けるようシャックから対角に張りました。屋根に登るのは大変なので、ボロタオルにワイヤーを巻き付けてベランダから反対側に向かってポイっと放り投げました(笑。
本当は極力ノイズを抑えるため三角形のループにしたかったのですが、窓から身を乗り出しても庇に届かないため諦めてロングワイヤーにしました。
さて、受信状況やいかに?
ダイレクトコンバージョン受信機はまだ色々と課題がありちゃんと評価できませんのでVX-7で聞いてみました。短いワイヤーでは聞こえなかったAFN(810kHz)が良好に聞こえます。ローカルのミニFMも S1からS6までアップ
。肝心の短波帯は・・・3MHzあたりと9MHz帯では短いワイヤーとほとんど差がありませんでしたが、
5~7MHzではS3くらい上がりました
。ただ、信号強度が強くなる場合だけではなく、ノイズレベルも上がってしまい
かえってS/N比は悪くなる場合も
。ワイヤー長さも共振点も測定していないので分かりませんが、当該周波数ではハイインピーダンスになってノイズを拾いやすくなっているのかもしれませんね。電灯線ノイズだけでも抑えられるようHPF入れてみようかな?
これからの季節に一番聞きたい27MHz帯に関しては残念ながらまだ未確認。いち早くスクランブル出動するためにも良く聞こえてくれると良いのですが(^^)
execution time : 0.018 sec