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feed 地震予知と無線 (2016/3/10 21:08:25)

長いので簡単に言うと
・地震予知は出来る
・無線家でも前兆に気づける場合がある
・予知技術(ハード)の進歩も必要だが、予知情報を受ける側(ソフト)の進歩も必要


■震災と地震予知研究
東日本大震災からまる5年、長い短いの感じ方は人それぞれかと思います。
この1-2年、時間を見つけては地震予知研究についての文献を探し読んでいます。
無論、私の様な生半可な知識では到底理解出来るわけもありませんが、昔から地震前兆と電波の異常伝播の関係は知られており、関われないかと思ったのが発端です。

■地震予知研究
国内では阪神淡路大震災以降、活発に研究が進められています。(反面不可能論者もいるのは確か)
ただ、思っている以上に研究は進んでおり、私にとっては十分な確度を有していると感じています。

■地震の前兆現象原理
電磁気的な現象の発生原理を簡単に書けば以下の通り。
岩盤は圧縮されると電圧が僅かに生じます。それが10km20kmと距離が嵩むことで、非常に高い電圧となります。その起電圧が、地電流、ラドン抽出、電離層異常など各種現象として観測されるのです。
そして、地震発生直前には圧縮仕切れなくなり、圧縮に因る電圧発生が無くなる平穏期間を経て地震発生となるのです。

イメージ 1

(引用 月刊EMC2015.10)

■東日本大震災は予知出来たのか?
結果から言えば、「出来ていた」と捉えています。報告自体も、日、露、米とありました。
ただ、過去統計データから読み取る手法ゆえか、余りに大きな予兆に彼らは困惑したのだとは思います。

■予知情報を受け入れられない社会
十分な確度を持つ予知手段がありながら公共情報として広報されないのは、僕ら社会が受け止められないからかと思います。
「もうすぐ地震が来るかも」と言われて、学校休みにしますか?電車運休しますか?
出来ないんですよね。
外れたら、何だよ~と言う人もいるでしょう。
一番の問題はこの点かと思います。
(外れても人は死なないんですがね)

過剰な警戒をせず、地震速報と組み合わせて最小限の被害に留める、そんな落とし所が見つかると良いのですが。

■僕ら無線家が出来ること
私の様など素人が、電磁波だらけの社会環境から、地球の電磁現象だけを捉え、膨大なデータを処理するのは、正直キツいと感じてます。

では僕ら無線家が出来る事といったら、無線を通して変化を感じる事でしょうか?

アクティブに毎日同じ時間/同じ場所で運用していれば、普段の傾向と違う飛び方をする時が有ると思います。
普段と変わったDXが出来たならば、それはそれで喜んで良いと思いますが、普段と違う事に、んっ?と思い、高所の物を下に降ろしておく、避難場所を改めて確認しておく、家族との連絡手段を確認しておく、それでも良いと思います。


地震大国日本である限り、予知技術は続けるべき研究です。
反面、その情報を受け止められる社会環境構築についても、研究が進む事を切に願うわけです。



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