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J3開幕戦 栃木SC-ガイナーレ鳥取(その3) (2016/3/15 2:42:12)
スタジアムに試合開始のホイッスルが鳴り響く。
開始早々からホームの栃木SCが攻勢に出る。
前半10分ごろまでは押し込まれる時間帯が続いた。
GKからのボールがマイボールにできない。
中盤でパスがつながらず、GKへのバックパスが目立つ。
しかし、栃木SCも決定力に欠いた。
数本シュートは打たれたものの、それほど危ない場面はなかった。
前半15分を過ぎたころからガイナーレ鳥取も徐々にペースをつかむ。
中盤のスペースでボールを回せるようになってきた。
前半終了間際、連続してセットプレーのチャンスも、決定的な場面にはならず。
0-0で前半終了。
サイドが変わった後半は鳥取が押し気味に試合を進めた。
右サイドをえぐってのセンタリングを何本か送ったが、相手DFに跳ね返される。
攻めの形はよかったのだが、ラストパスはつながらなかった。
鳥取もまた、決定力不足は否めない。
この試合に限っては、鳥取に決定的な場面はなかったように思う。
この点は栃木以上に深刻かも。
試合は終盤、栃木が攻勢に転じ、決定的な場面が何度かあった。
フワッとした浮き球のセンタリングがクロスバーに当たる場面や、ゴール正面でフリーの状態からシュートを撃たれたが、何れも枠を捉えることはなく試合終了の笛。
試合前に弟は、サポーターとしては冷静な目で栃木の勝利を予想していた。
昨年までJ2だった栃木SCに対して得点こそ奪えなかったが、引き分けは悪い結果ではないように思った。
開幕戦の入場者数は5644人。
栃木県の人口は約200万人。一方で、鳥取県の人口は60万人に満たない。
鳥取での開幕戦にどれだけの観客が集まるのか?
厳しいチーム運営の現実。地方の多くのクラブが抱える問題と思う。
そのような状況でも、どのチームにも熱心なサポーターは存在する。
彼らが太鼓を叩いて、声を合わせて応援する姿は、本当に楽しそうだった。
贔屓のチームを応援し、声を出し、一喜一憂する。
チームとともにひとつになれるっていいなぁ・・・と感じた次第。
またチャンスがあれば、ガイナーレ鳥取のサッカーをみたいと思う。
(おわり)
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