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真空管ラジオ、復活! (2016/3/23 16:17:09)
連休に続く、スキー大会選手宿泊で、ちょっと忙しくしておりました。ただ今、つかの間の休息です。
一ヶ月ほど前から続く肘の鈍痛が気になっていたのですが、ようやく今日、病院へ行くことができました。
一週間後に再診で、検査の結果待ちです。アレ(?) でないことを祈るのみです。
さて、
かねてより修理の依頼をお願いしてありました、真空管ラジオですが。
昨日、無事、退院することができました。
開封して、再会できた時はやはり感動します。
ダイヤルし指示棒を見てさらに感動。まっすぐになっている!
(実は内部を見ようと取り外した時に、私が、思いっきり曲げてしまったのでした)(^^;;
トランスレスなので、真空管のゆるみをチェックして(こんなに大きいキャビネットなのに、なぜ真空管の差し込みが横型なのか不思議です)、電源ON!
数秒後、見事、優しい柔らかい音色に再び包まれました。感度も上がりよく入ってきます。
一日の初めに聴く、この、無音の数秒がたまりませんね。ぞくぞくします。
交換部品、修理レポートと写真も添付してくださいました。
新しくなった部品と内部の配線が確認できるので、とても助かります。
「見てもわかんないでしょ」という突っ込みはなしで。(笑)
電解コンデンサーです。上に乗っかっているのが取り外した部品。
中を見てみたいですが、爆発しないでしょうか?(^^;
ボリュームの可変抵抗器です。ガリは感じませんでしたが、可変しきれなくなっていました。
ピカピカの新品にしていただきました。
勉強のため、あとで抵抗器を分解してみようと思います。
ペーパーコンデンサーは古く、爆発が確認されたとのこと。
寿命を考えると、いずれダメになるであろうということで、すべて交換して下さいました。
爆発したコンデンサーを伸ばしてみると、ペラペラのフィルムに挟まれたアルミ箔がくるくると巻かれただけ。
本当にこれだけ? これに電気が溜まったり、爆発したりするの?? 不思議です。
こんなにきれいになりました。
黄色いのが新しく取り換えたフィルムコンデンサーとのことです。
心細かったダイヤルコードも新品ピカピカになりました。
もう内部を見ることはないでしょうから、私にとっては、貴重な写真です。
そのほか、目盛り合わせ、感度調整、アンテナ長の調整など、丁寧に整備していただきました。
このラジオは、ある方から譲っていただいたもので、大事なものでした。今回の出来事を通し、いろいろな方との繋がりを持てたこと、そしてラジオに思い入れが深くなったことなど、たくさんの収穫がありました。とてもうれしく思います。
ご心配をして下さった皆様、
そして何より、今回、修理をしてくださった、jn2vnv局 ( みえjm971局)様に心より感謝申し上げます。
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