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link イシカリAA930のブログ イシカリAA930のブログ (2019/12/16 10:35:45)

feed 本日がラスト・ランだ! ③ (2016/3/24 0:12:37)

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木古内駅に1時間ほどの滞在で(正確には駅の前にある道の駅「みそぎの郷」だったかな? にも訪問)、帰路は789系スーパー白鳥5号に乗車する。この時も木古内町民の皆さんがホームで列車をお見送り。
同じ列車に乗車するためにホームに並んでいたマニアの方と、列車が来るまでの数分間だけ雑談をしたのですが、この時に私が話した事について全く同じ感想を持たれていた事に感銘を受ける。
それは記事の最後の方でつぶやきます(^_^;)



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帰りも当然自由席で、しかも東京からの新幹線と接続している列車なので、座席は満席で函館までは立ちっぱかなと覚悟をしていたら、あら、なんと!車内はガラガラで、乗客は座席の半分も居なかったと思う。
進行方向右側(海側)の席が空いていたのでそこに陣取る。外と比べてやはり車内は暖かかった。


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全シートの背面に月替わりで毎月常備されているJR北海道の情報誌。これは持ち帰りが出来ます。開業する新幹線の記事が掲載されていたので記念にいただいてきました。



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木古内からは殆んど海沿いを走りますので、天気が良いと景色はバツグンです。函館山を裏側から見たところ。3月26日に開業する道南いさり火鉄道の車両からも同じ景色が見られます。


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函館駅構内に入りました。新幹線開業と同時に営業運転する、スーパーとかちで運用されているキハ261系1000番台が新たにスーパー北斗として登場。7両基本編成のキハ281系とは違い、こちらは基本編成は8両となる。

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789系スーパー白鳥の中間車が留置されていました。連結面の貫通路を挟んで右側の窓にワイパーがあるのですが見えますかね~? これは列車の分割・連結をする時に使う回送運転台がついた車両で、運転(制御)が出来る車両です。こうやってポツンと置いてあると何だか寂しく見えてきます(-.-)


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函館駅に着いてしまった(-.-) このまま回送で運転所に戻って行きました。この車両の今後はまだ785系で残っているスーパーカムイの置き換えになる事が決まっています。

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自宅に帰るのに函館駅から江差線の上磯行き普通列車に乗るために買った切符。
新幹線開業後は五稜郭~木古内間はもう「北海道会社線」ではなくなるので、降りた七重浜駅で運転士さんにお願いして切符はいただいてきた。


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降りた七重浜駅。駅名板の枠もいさりび鉄道カラーの青色に塗り替えられています。


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ちょうど1番線を函館行き白鳥が通過。
今まで当たり前の様にあった列車が廃止されてしまうのはマニアとしてはとても寂しいものがあって、単に時代の流れで片付けたくはない。高速なスピードを求めるだけが旅ではないはずだと思う。私は国鉄全盛期にどっぷり浸かっている世代であり、赤字を理由として人間の身体を張り巡らせている血管の様に、道内に沢山存在したローカル線の廃止も嫌というほど見てきた。道南地区では江差線、松前線、瀬棚線、ちょっと北に向かうと岩内線、胆振線がそうだ。
私の寂しさは時間が解決してくれるのだろうか?



最後に列車待ちの時にマニアの方に話した内容
今は新幹線の駅は新函館北斗だ。だが2030年にこれが札幌まで伸びた場合はどうなるか考えた事がありますか?
札幌まで新幹線が伸びるとスーパー北斗、北斗は廃止されるであろう。新幹線があるからわざわざ函館まで通す事は無い。胆振方面の利用客を考えても長万部止まりなはずだ。函館本線の新函館北斗(函館からが有力)~小樽間(234,6㌔)は三セク化か廃止。
するとJR函館駅はどうなる?新幹線が乗り入れ前提であれだけの立派な駅舎を建てても、新幹線が札幌まで伸びたら特急列車は1本も来なくなり、来てもせいぜい快速まで。つまり15年後にはJRから分離された地方のただのローカル駅になるのだ。
2030年に函館市民は「こんなはずでは」と思う人が多いのではないか? しかしもう遅い。


なぜ函館駅に新幹線が乗り入れなかったかの理由は、やはり函館駅の地理的要因が大きいと断言する。
つまり青函トンネルを抜けた列車は函館湾沿いに南に向かって函館駅に入る。しかしここから札幌に向かうには列車は逆方向(つまりスイッチバック)に進まなければならない。ここで駅で逆方向に進む準備にかかる時間(3~5分と推定)と、新函館北斗駅から見ると更に南に線路を建設する必要があること、この南に延びた部分を走る(部分的に往復になる)時間の増加を考えると函館駅には乗り入れられない理由となる。つまりお金(建設費)と営業開始後の運転時間が余計に掛かるのだ。

北海道と函館市が新幹線の駅をどこにするかの話し合いの中で、上記理由で道が渡島大野駅を新幹線の駅にすると決定して、「落選」した函館市に配慮した結果が駅名を新函館北斗駅とした経緯があったと言われています。

在来線ではスイッチバックはいくらでもあるが、新幹線の場合は全国的に見ても例が無い。技術的には問題は無くても走行時間の短縮と考えればスイッチバックとは、とりわけ高速で走る事が使命である新幹線ではいかに無駄な方法と思われても仕方のないこと。
これが函館駅に乗り入れなかった理由である(ハズだ)

道南で一番大きな街である函館市。将来の街の賑わいや利用客の利便性や認知性を考えると、やはり函館駅に乗り入れるべきだったと私は思う。
                          イシカリAA930/談

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