無線ブログ集
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編集後記/2016.03 (2016/3/29 22:29:29)
久しぶりの編集後記です。
フリラjpはブログマガジンという形式を」取っているので編集後記も毎月あるはずなんですが、最近は休みがちで書いていませんでしたが、今月は何とか編集後記がかけました。
【訃報】高田継男氏(JA1AMH) 81歳 サイレントキー
HAMLIFE.jpさんでもすでに報道されていますが、ミズホ通信の創業者である高田継男氏がサイレントキーとなりました。高田OMの功績などはHAMLIFE.jpさんの記事を見てください。
http://www.hamlife.jp/2016/03/18/ja1amh-sk/
せっかくなので、高田OMとの思い出を書いてみます。
高田OMと出会ったのは、今から32年ほど前のことでした。
仕事上での付き合いでしたが、初めてお会いした時は「あのミズホ通信の高田OMだ」問うことで非常に緊張していましたが、優しい語り口で高田OMは、無線業界の駆け出しの小僧にも優しく話しかけてくれました。
それ以来、折に触れて高田OMとはご縁があり、仕事上での付き合いは10年ほど前を境になくなりました。
そのご最後にお会いしたのは、今から4、5年前だと思います。
その時に交わしたたわいない会話を今も覚えています。
僕はあまりCWが得意ではないんだけど、この前21MHzのCWに出たんだよね。
それでね、そのあと21MHzのSSBの国内のラグチューを聞いてたらね「今日さAMH(高田OM)のアンカバがCWに出てたよ」って噂されててね。
本人なのにアンカバにされちゃったよ ハハハハ
直接、ご自宅にお伺いする機会があり、こんなたわいもない会話が最後になるとは思ってもいませんでした。
高田OMのご冥福をお祈り申し上げます。
八木アンテナはすごいなぁー
話は変わりまして、先日開催されました「春オン2016」の話題です。今年の春オンはデジ簡で参加しました。
移動地に行くとすでに運用されている方がおり、その方と合同運用となりましたが、その方の交信相手の方の運用地を聞いて驚きました。
といっても、デジ簡の出力をもってすれば更新できない相手ではないのですが、交信している距離は約50Kmほど離れています。
50Km程度であれば、更新に何ら支障があるわけではないのですが、相手の電波が非常に強力に入ってきていました。
相手のリグやアンテナを聞くと納得です。
アンテナは3エレ八木、無線機からの出力は5Wとのことです。
3エレといえども八木アンテナの効果は高いようで、こちら側のIC-DP6+1/2λ+1Wという電波も相手に強力に届いているようです。
3エレといえども八木アンテナ侮りがたし!
次回のデジ簡での移動運用は八木アンテナの導入も検討してみます。
移動地はどこだよ!
また春オンネタですが、デジ簡のコールチャンネルを聴いているとCQを出している局がいました。声の様子からするとどうやら中学生の男の子の様子です。
CQ CQ CQ こちらは xxxxxxx(コールサイン)です。
どちらか入感局いらっしゃいませんか。
CQ CQ CQ こちらは xxxxxxx(コールサイン) 都内某所 から運用中、xxチャンネルで待機します。
おい! 都内某所ってどこだよ!
せめて、運用地がなに区とか、どこどこ町とかの情報くらいは言ってほしいですね。
都内といっても小笠原諸島なんかも含まれるわけで、もし島しょ部からの運用だったら大騒ぎになったりするわけですよ。
ざっくりとした場所だけでもアナウンスしてほしいんですが、さすがに「都内某所」はざっくりしすぎというか、すごく運用地が気になりました。
その後、QSOすることができて、JR東京駅近くの高層ビルからの運用だということがわかりました。
意見が分かれると思いますが…
またまた春オンネタで恐縮です。デジ簡のメインチャンネルを聴いていると、CQ以外のアナウンスをしている局がいました。
本日は、臨時特小レピーターを開設しています。
運用チャンネルは 3A-Lxx-xx です。
アクセスできる方は是非ご利用ください。
こんなアナウンスでした。
デジ簡を使って、臨時特小レピーター開設のアナウンスを行っていました。
確かに特小よりもデジ簡の方が遠くまで飛ぶ可能性もありますし、呼び出しチャンネルであれば多くの方が聴いている可能性もあります。
さらに、フリラの方であれば、デジ簡と特小のどちらも運用されている方も多いのでアナウンスとしては非常に効果的といえます。
ここで一つの疑問が生じます。
デジ簡の呼び出しチャンネルは、デジ簡同士でQSOするときに使用するためにあるのではないか?
という疑問です。
デジ簡のコールチャンネルで何を話してはいけないということの決まりはありませんが、デジ簡局以外を呼び出すことに使用するということへの疑問が出てきます。
容認派と否定派で意見が分かれると思いますが、これからの動きに注目していきたいと思います。