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古楽器界の巨匠追悼 アーノンクール指揮 バッハ ブランデンブルク協奏曲全集と管弦楽組曲選集を聴く (2016/3/30 18:36:39)
クラシック音楽で古楽器界のパイオニアであり
巨匠として活躍していた、オーストリア出身の
"ニコラウス・アーノンクール"氏が今年の3月5日に86歳で天国へと旅立たれました。
去年引退宣言を行った後、病気療養の矢先のことで
ニュースで旅立たれたことを知った時は残念で堪りませんでした。
一度も彼の生演奏を聴くことなく過ごしてしまいました。
日本に何度も演奏旅行に来ている事もあり、遠出してでも
聴きに行けば良かったと今更ですが感じています。
膨大なレコーディングの中から、一番彼らしい
演奏は無いかと探していたら思いついたのが
このバッハ作曲 ブランデンブルク協奏曲全集と
同じく管弦楽組曲の2番と3番が収録されたCDでした。
TELDECレーベル。 1981 & 1983年のデジタルセッションステレオ録音。
奥様のアリス・アーノンクール女史と立ち上げた
古楽を忠実に再現することを目的とした室内オーケストラ
"ウィーン・コンツェルト・ムジクス"の演奏です。
ブックレットに記載はありませんが、ニコラウス・アーノンクール自身
チェリストであり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもあるので
演奏しながら指揮したと思われます。
全曲ともに、当時の古楽器の性能を存分に活かした
演奏で現代音楽主流の演奏から大転換を図る
覇気に満ちた響きを堪能することが出来ます。
彼が旅立ったあとも、このように優れた
演奏を様々なソースで聴くことが出来るのは
在りし日の姿を偲ぶことになります。
今回はそのような事を思いながら演奏に耳を傾けているところです。
巨匠として活躍していた、オーストリア出身の
"ニコラウス・アーノンクール"氏が今年の3月5日に86歳で天国へと旅立たれました。
去年引退宣言を行った後、病気療養の矢先のことで
ニュースで旅立たれたことを知った時は残念で堪りませんでした。
一度も彼の生演奏を聴くことなく過ごしてしまいました。
日本に何度も演奏旅行に来ている事もあり、遠出してでも
聴きに行けば良かったと今更ですが感じています。
膨大なレコーディングの中から、一番彼らしい
演奏は無いかと探していたら思いついたのが
このバッハ作曲 ブランデンブルク協奏曲全集と
同じく管弦楽組曲の2番と3番が収録されたCDでした。
TELDECレーベル。 1981 & 1983年のデジタルセッションステレオ録音。
奥様のアリス・アーノンクール女史と立ち上げた
古楽を忠実に再現することを目的とした室内オーケストラ
"ウィーン・コンツェルト・ムジクス"の演奏です。
ブックレットに記載はありませんが、ニコラウス・アーノンクール自身
チェリストであり、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもあるので
演奏しながら指揮したと思われます。
全曲ともに、当時の古楽器の性能を存分に活かした
演奏で現代音楽主流の演奏から大転換を図る
覇気に満ちた響きを堪能することが出来ます。
彼が旅立ったあとも、このように優れた
演奏を様々なソースで聴くことが出来るのは
在りし日の姿を偲ぶことになります。
今回はそのような事を思いながら演奏に耳を傾けているところです。
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