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<電波監視で電波の強さを測定>オーバーパワー発覚! 岡山県新見市のアマチュア無線家に対し従事停止17日間の行政処分 (2016/4/6 12:32:43)
中国総合通信局は、1月19日に岡山県新見市で実施した電波監視において電波の強さを測定した結果、指定された空中線電力を超えてアマチュア無線局を運用していた岡山県在住の無線従事者1名に対し、4月6日から17日間の従事停止処分を行ったことを発表した。
中国総合通信局が発表した内容は次のとおり。
1.違反の概要
岡山県新見市在住の無線従事者(男性53歳)は、指定された空中線電力を超えてアマチュア無線局を運用していたもので、この行為は、電波法第54条に違反するものです。
なお、本件は、平成28年1月19日に、岡山県新見市で実施した電波監視において電波の強さを測定した結果、指定された空中線電力を超えていることを確認したことから、電波法違反の事実が発覚したものです。
2.行政処分の内容
無線従事者の従事停止17日間
3.行政処分の根拠
無線従事者の従事停止処分は、電波法第79条第1項に基づくものです。
【参考】電波法違反適用条文(抜粋)
第54条
無線局を運用する場合においては、空中線電力は、次の各号の定めるところによらなければならない。ただし、遭難通信については、この限りでない。
一 免許状等に記載されたものの範囲内であること。
二 通信を行うため必要最小のものであること。
第79条
総務大臣は、無線従事者が左の各号の一に該当するときは、その免許を取り消し、又は3箇月以内の期間を定めてその業務に従事することを停止することができる。
一 この法律若しくはこの法律に基く命令又はこれらに基く処分に違反したとき。
(以下省略)
中国総合通信局では「電波利用秩序の維持を図るため、今後とも着実な電波監視を行い、電波法違反に対しては厳正に対処してまいります」と説明している。
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク: 中国総合通信局 電波法違反の無線従事者に対する行政処分の実施