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<電波監視システム「DEURAS(デューラス)」などで調査>九州総合通信局、外国規格の無線機器から発射される電波を発見・排除の様子を紹介 (2016/4/11 12:00:31)
九州総合通信局は同総通Webサイトの「現場リポート『STOP THE 不法電波』」コーナーで、九州各地に設置されている電波監視システム「DEURAS(デューラス)」などを用いて、放送事業や防災など重要な無線通信に妨害を与える恐れがある日本国内で使用することができない外国規格の無線機器から発射される電波の発信源を突き止め、速やかに排除する取り組みの様子をリポートした。
九州総合通信局では「外国規格の無線設備は、インターネット通信販売などで安価に販売されている。電波のルールに詳しくない人は、気軽に外国規格の無線設備を購入し、使用してしまうだろう」「外国規格の無線設備が発射することができる周波数の電波は、同じ周波数帯に割り当てられている放送事業や防災などの重要な無線局の通信に混信を与えてしまう可能性が高い」「知らないうちに安全・安心な生活を脅かさないためにも、当局では外国規格の無線設備を手にさせない周知・啓発をさらに推進していく」として、不法な外国規格の無線設備を排除するため調査を実施。
2016年2月に実施した、DEURASを用いて外国規格の無線設備から発射される周波数の電波を調査し、電波の発射源の除去のため現場へ赴き対処したという興味深い内容を、現場リポート『STOP THE 不法電波』」コーナーで紹介している。
詳しくは下記の関連リンクから確認してほしい。
繁華街などを中心に掲示されている「不法な外国規格の無線機禁止!」を伝えるポスター。英語バージョンも用意されている
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
●関連リンク:
・九州総合通信局
不法な外国規格の無線設備を排除するため調査を実施
・四国総合通信局 外国規格の無線機(FRS・GMRS)について