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link こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 こちらはサッポロ-RX178 無銭実験局運用中 (2019/12/16 10:37:15)

feed APA-4 設置しました。 (2016/4/18 14:52:26)
 本題の前に。

 This is JJ8LNX , WIRES-X Connect two zero six six five. ピッ

 札幌近郊で439.56MHzの大谷地レピーターをワッチしていると、10分に一度のペースでこんなアナウンスが聞こえてきます。

 ここしばらく順調にWIRES-Xが動作している事が確認出来ております。
 が、利用者がほとんどいないのが現状です(爆)

 じゃあお前が使えよって感じですけどね(照)

 さて本題。

 「アパマンハムで簡単にDXQSOがビームアンテナ並に出来るのはこの方式だけ。アパマンアンテナの飛ばない働かない偽アンテナの悩みは全てこのアンテナで解消します」
 「飛ばない聞こえないアパマンアンテナは方式の欠陥です。ビームアンテナに負けない威力の唯一のミニマルチ方式」

 と自称している、ミニマルチのAPA-4。
 やっとこさ設置しましたよ~

イメージ 1
 写真では同軸等が未処理ですけども、とりあえず設置完了。
 7,14,21,28各バンドとも、最低SWR1.1程度となり28MHz帯の上の方がSWR3近くになる感じでございました。
 ベランダの手摺がちゃんとアースに導通しているのは本当に助かりますねぇ。

 さて、設置後気になって仕方が無かったミニマルチの宣伝文句を試したく、出来る限りの比較対象を行いました。

① 同ベランダ設置の釣竿アンテナ
 この比較対象が終わったら外す可能性があります釣竿アンテナ(ワイヤー長11m)です。
 同一周波数における受信対決は、若干APA-4の方が上かな?という感じです。
 極端な受信レベルの違いは無いのですが、釣竿アンテナの方がノイズが多く感じられます。
 ノイズが多いってことは受信っぷりが良いって事でしょ?と思われがちですが、受信できている局のSメーターの振れはあまり変わらないか、APA-4の方が若干上の事が多いもののノイズが圧倒的に釣竿の方が多い状態です。
 ロングワイヤーの特性っていっても間違えないんですけどね、ノイズは。
 ただ、費用対効果や色んなバンドが使える事を考えると、釣竿アンテナの有用性はあるんでしょうなぁ。

 しかし、単純な性能比較で言えばAPA-4の方が上でしょう。
 ノイズが釣り竿に比べて少ない、対応バンド内であれば釣竿アンテナより受信感度は高かったという事で。

②南区第2固定 30mH クリエート 730V-1(7,14,21,28MHzダイポール)
 私のメインアンテナになり、実際これだけで私の場合何も問題は実際ありません(笑)
 これと比較してみると、ほとんどの局の受信レベルはSが1~2程度下がる感じがします。
 こちらはノイズが少ないので、弱い波もしっかりと捉えることが出来ます。
 送信に関しては、やはり②の方がSは強い(といっても、S1,2レベル)ものの、音はAPA-4側の方が良いとの事。これはアンテナじゃなくて機体の問題ですね^^;
 
 という事で、②の勝ち。

③南区第2固定 15mH ナガラTV-416J(7,14,21,28,50MHzダイポール)
 諸事情で15mHの位置に設置されている、ほぼ②と同性能のアンテナ。
 耐入力がSSBで300W、CWで150Wという事でいずれは1KW環境にしたいという点から、一度下してそのままになっているアンテナです(笑)
 これに比べると、圧倒的にAPA-4の勝利です。
 APA-4で聞こえても、③では聞こえない波が多々あります。
 聞こえたとしてもSが3,4以上は軽く差が出ます。
 送信テストはしておりませんが、高さが何よりも正義というアンテナの原則を改めて実感できる結果です。
 当然APA-4の設置箇所が15mHとかであれば、いい勝負なのかもしれませんね。

 ただ、一般的な戸建て家屋の屋上にこの手のダイポールを設置した場合、高さは10mHとかになるじゃないですか。
 そう考えると、十分なんでしょうけど一度良い環境を得るとBFに感じてしまう自分が生意気で仕方ありません(笑)

④南区移動リモート局 20mH クリエート218H(7,21,28MHz八木 7=2エレ,21&28=4エレ)

 ②③と同様の南区ですが、②③は海抜50m程度に対しこちらは250mで、人口密度も少なく商業施設も少なく、無線環境としては非常にFBな場所です。
 ただ、住居地ではない為に積雪時期になるとメンテナンス不可になる為、固定局とはしておりません。
 またローテータ―のリモートコントロールがまだ出来ない状態なので、常に南南西に向けておりますが、まぁ北海道なので国内を狙うのであれば問題ないでしょ、という感じで運用させております。
 そもそも14MHzのアンテナがここにはない(18MHz八木が別にあり)ので、私的メインにはならないんですがねぇ。勝手に無線機以外一式借りておきながら文句を言うのもなんですけども(笑)

 ここは、②と比較してもビームアンテナだけあってビームから外れるとSが一気に落ちますが、局によっては②以上にバシッ!と入感します。当然ですけどね(笑)
 ローテータ―のコントロールが出来ていないので何とも言えないのですが、④でSが9+20db以上の局の場合、APA-4ではS9がいいところです。S7くらいの時もありましたし、APA-4では受信すら出来ない場合もありました。
 もちろんAPA-4で受信出来るけど、④では厳しい局もありますけど、ローテータ―が使えればそんな事もないでしょうし。
 
 ということで、送信試験をするまでも無く八木アンテナの特性を考えたうえで、④の圧勝でしょう。

 さてさて。
「アパマンハムで簡単にDXQSOがビームアンテナ並に出来るのはこの方式だけ。アパマンアンテナの飛ばない働かない偽アンテナの悩みは全てこのアンテナで解消します」
 これに関してですけど、ビームアンテナ並には運用出来ません。
 事実これはビームアンテナと比較対象した結果がわかりました。
 ただし、アパマンに設置出来るHFアンテナとしては、コメットのCHV-5(今も18,50MHz用として健在)やモービルホイップに比べると圧倒的にレベルが高く、6m以上の長さがある釣竿アンテナよりも性能が上となれば、確かにアパマン用アンテナとしては素晴らしいと思われます。

「飛ばない聞こえないアパマンアンテナは方式の欠陥です。ビームアンテナに負けない威力の唯一のミニマルチ方式」
 ビームアンテナには負けますし、ダイポールにも負けます(笑)

 酷評をしているようにも見えますが、私自身が今まで試したアンテナ達と比べると、最も優れている感は受けました。
 
 ただしですよ。
 冷静に考えると、ウチは設置しても問題ないから良かったのですが(といっても他住民が騒げば別でしょうけども)、ほとんどのマンションで4mのアンテナを水平に設置しちゃって良い物なのか?と(笑)
 恐らく無理かと思います。
 逆言えば、4mものアンテナを設置出来るよ~ってマンションが多かった場合、他メーカーもアパマン用として無理矢理短縮したような小型軽量のアンテナばかり作らないと思うんです。
 そういう意味では唯一製造してくれているミニマルチさんには感謝なのですがね。

 
 んで、高さの話に戻りますけども、ウチで概ね30mHで、第2固定も30mH。
 どちらでもSが5前後の局を、W製のヘリカルアンテナ運用の局がS9で受信出来ちゃってたりする事もあるんです。以前お話ししたかもしれませんが。
 豊平固定から近所の超OM JA8BME局。14MHzに毎日出られておりますが、マンションの15Fで概ね45mHで運用されております。
 ベランダから45°で設置された2m程のアンテナで、第2固定より強く波を受信されているわけですわ。
 別段リニアもプリアンプも使っていらっしゃらない様ですので、本当に高さが重要なんだなぁ、と思える事案。

 次に引っ越す機会があったら、うんと高い階数のマンションに引っ越して各バンドのヘリカルを並べてやろうかと思ったりしますわ(笑)


 ともかくAPA-4についてですが、設置が許される環境であれば私の経験の中では最強のアパマンベランダHFアンテナであろうと思います。
 ただし、ビームアンテナ並という事はあり得ないけれど、高さがあるのであれば2,3F建ての屋上に設置している両翼合わせて10m程度のダイポールよりは飛ぶ事は間違えないだろうと。

 そんな印象を受けました。
 おすすめ出来るかどうかと言われれば、お勧めできます。
 設置が可能で迷っている方がいらっしゃいましたら、私は是非と言えますね。

 色々自分なりに調査したところインターフェアも出ておりませんので、200wで電波をぶっ放せるようになりましたし、そこそこ電波も届いている感じですからこれからが楽しみでありますわ。

 後は娘次第ですけどねぇ(苦笑)
 

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